生まれた国も育ってきた環境もまるで違う外人彼氏とのお付き合い。よく考えてみると価値観や文化、言葉も違う彼との交際には不安や悩みがいっぱいですよね。言葉に自信がないからと価値観や宗教の違う彼氏との話し合いをおろそかにしていたり、何か問題があっても、大好きな彼と一緒に居たいからって「文化が違うから受け入れるしかないよね…」と無理ばかりしちゃう時ってありますよね。本音で付き合えない彼との間にはだんだん見えない心の距離が生まれてしまうこともしばしば。
私はカナダ人の夫と付き合い始めたころは、彼と上手くコミュニケーションが取れなくても「心が通じ合っているから大丈夫!」と言葉の壁を甘く見ていました。普段は問題なく生活していても、お互いの価値観のズレを感じた時や将来について話し合いたいとき、その壁がとてつもなく大きく感じて、「あぁ、もう別れよう」と思ったことは一度や二度ではありませんでした。日本の友人に相談しても境遇がわからないのでアドバイスも一切参考になりませんよね。そんな国際恋愛を頑張る女性は、ぜひみてください!
目次
言葉の壁は思ったより高い!
一つ目は誰もがぶつかる言葉の壁です。母国語ではない言葉での会話は、細かいニュアンスが伝わらなくてお互いの勘違いから喧嘩になってしまうことがあります。普段はあなたがわかりやすいように綺麗な言葉でゆっくりと話してくれる彼も、喧嘩の時はスラングを使って早口で捲し立ててくるので、彼が何に対して腹を立てているのかさえ分からなかったり、頭の中にある意見をうまく伝えられずに悔しい思いをしたり、「私がもっと話せたら」と不甲斐ない気持ちになってしまうことがあると思います。
私の友人には「彼の日本語がうますぎて、会話はいつも日本語。自分はいつまで経っても彼の母国語が上達しない…」と悩んでいる人がたくさんいます。
一緒にいる時間やスキンシップを増やしてみても、言葉なしで完全に理解し合うのは難しいですよね。言葉の壁を越えるにはやっぱり言葉を習得するしかないんです。携帯の契約、家探し、買い物での会話など、言葉に自信がないからといって彼に任せきりではないですか?言葉は実際に声に出して、繰り返し会話をすることで脳に刻まれていきます。自分からどんどん練習する機会を作ってみてください。日本語が上手すぎる彼にも言葉を練習をしたいことを伝えて、なるべくその言語で話すようにしてください。
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こんなことも言わなきゃダメ??以心伝心は存在しない。
日本人同士だと当たり前のように存在する「以心伝心」や「空気を読む」ということは、外人彼氏相手にはほとんど通用しません。
夫の場合、彼に誘われて彼の知り合いと食事をしたのですが、その人がとても失礼で私はすぐに帰りたくなりました。「帰りたいオーラ」を全身から放ったものの、彼に私の帰りたい気持ちを察することはできなかったようです。
彼の言動に腹が立ったりしてあなたがムスッとしていても、彼は「今日は機嫌悪いね」で済ませてしまったり、中には機嫌の悪さにさえ気が付かない人もいます。そもそも男女の脳の造りには違いがあって、男性は論理的、女性は感情的に物事を考えてしまうので、自分が考えていることと、相手が感じでいることの間にギャップが生じることも珍しくはありません。
あなたの感情を彼にぶつけるだけでは理解してもらえないのです。
なにか彼に望むことがある場合は、言葉で順序立てて伝えるようにしてあげてください。「愛してる」や「好きだよ」という愛の言葉も、言わなければ伝わらず、彼を不安にさせてしまうこともあります。彼の目を見て、声に出して伝えてください。
デーティング期間って遊ばれてるだけ?
欧米ではデーティング期間といって、カップルとして付き合う前に心と体の相性を確かめる「お試し期間」が存在します。この期間は一人に縛られることなく、複数の異性とデートできるというもので、日本人からするとちょっと理解に苦しんでしまいます。
こんな女子の声を、私はよく耳にします。
もちろんただ遊びたいだけの男性もいますが、このデーティング期間で、彼は真剣に将来のパートナーを探していることも少なくありません。もし本当に彼のことが好きでもう一歩踏み込みたいのなら、「カップルになりたい」という気持ちを素直に伝えてください。彼があなたとの将来の可能性を真剣に考えているのなら、きちんと話を聞いてくれるはず。それでも曖昧な態度をとるようなら、彼は遊び人なのかもしれません。
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彼の欲求を断れない…
外人彼氏は日本人男性に比べると性欲が強い傾向にあって、性生活ではその頻度やプレイの好みなどに驚いてしまうこともよくあります。彼との激しい性生活をエンジョイしている人もいる一方で、大好きな彼に嫌われるのが怖くてNOと言う事ができずに苦手なプレイも受け入れ、性生活自体が苦痛になってしまう女性も多いようです。それが続けば、大好きなはずの彼との交際自体が嫌になってしまいます。
私自身、どんな時でも求めてくる彼との性生活が苦痛で悩んでいたことがあります。本当は大好きな彼との愛が育まれる行為が辛いって、想像以上に悲しかったです。私は彼に正直にこのままでは楽しめないことと、何をどう改善したいのかということを具体的に伝えました。彼も私との性生活での不満や悩みを持っていたようで、私が言葉にして打ち明けたことで、彼も胸の内を明かしてくれました。
セックスは男女間の関係性を保つ、重要なものです。
外人彼氏には、良いことも悪いことも言わなければ伝わりません。何が気持ちいいのか、何が嫌なのか、勇気を持って伝えてみてください。
また会話が途切れた!共通の話題が少ない時はどうする?
生まれた国も育った環境も違う外人彼氏とのお付き合い、趣味やスポーツ、仕事、学校の話は出来ても、昔よく見ていたテレビ番組や地元で流行っていたものの話となると、会話を続けることは難しくなってしまいます。さっきまで盛り上がっていたのに、話が途切れると「あれ、何話せばいいの?」と話題に困ってしまうことってよくあります。特に一番身近である相手の仕事が特殊であればあるほど会話を作ることが難しいので、言葉に詰まってしまいます。
そんな時は「自分の国ではこうだったけど、あなたの国ではどう?」とお互いの文化を教え合ったり、二人でカフェ巡りやスポーツなど新しい趣味を始めてみてください!お互いのことを良く知っていたり、一緒に楽しむ趣味があることで、共通の話題も増えていきます。
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お金、仕事、家族、宗教…価値観が違いすぎる!
貯金が大好きな日本人に比べると、外人彼氏は貯金をせずにローンを組んで旅行に行ってしまったり、「え、こんな理由で!?」と驚くような理由で仕事を変えてしまったり、恋人よりも親を優先したり、価値観の違いに驚くことは多いですよね。
仕事は人生を楽しむためのツールとして考えている人が多く、給料や待遇に納得がいかなかったり、単純につまらないからという理由で仕事を変えることもよくあります。
無宗教家が多い日本人にとって、デートでもお酒やお肉をたのしめなかったり、婚前交渉がタブーだったり、強い宗教信仰をもつ外人彼氏との交際では戸惑いが付きものです。いざ彼と結婚するとなった時には、あなたも入信しなければならないこともあるため、ハードルは極めて高いものがあります。
もしあなたが彼との将来を考えているのなら、お金や宗教、仕事についてのお互いの価値観を早めにしっかりと話し合っておいてください。外人彼氏は家族をなによりも大切にする考えの人が多いので、日本人男性と違い、結婚をして子供ができると家事や育児を自ら進んでやってくれます。男性の家事参加は本当に頼りがいがありますよ。
いつまで一緒にいられるの?二人の将来が不安。
ビザの問題で一緒にいられる時間に限りがあったり、彼がなかなか結婚に踏み切ってくれなかったり、親が彼のことを認めてくれなかったりすると、二人の将来に不安を感じますよね。私の場合、この不安の大部分は「親や友達から離れて相手の国でずっと暮らしていけるのかな…」という気持ちから来るものでした。彼に不安な気持ちを打ち明け、このまま付き合うか別れて日本に帰るかを話し合ったときに、私の中に「彼と離れる」という選択肢が無いことに気が付きました。「彼と一緒にいる」と覚悟を決めてからは、少しずつ気持ちが楽になっていったように思います。
「同じような経験がある日本の友人がいなくて、誰にも相談できない。」だなんて思わずに、不安な気持ちを正直に彼に打ち明けてみてください。一緒にいる以上、彼もあなたの不安をわかりたいし、出来ることならこれからも一緒にいるために何とかしたいと思っているはずです。
もしも親が彼との交際を認めてくれないのなら、まずはあなたが彼の一番の理解者になって、彼がどんなに素晴らしい人か、彼のどんなところを好きになったのか、彼の人間性を親に伝えてみてください。
親の心配は、あなたの幸せを願ってのこと。
あなたが彼の魅力とあなたの覚悟を伝えれば、時間はかかってもきっと理解してくれるはずです。
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彼のことを尊重して、あなたのことも理解してもらう。
これからもパートナーとして彼と上手に付き合っていきたいと本気で考えているのであれば、まずは言葉の壁を乗り越えて、彼の意見を尊重しつつ自分の意見もしっかりと伝えていくことがなによりも大切になります。
想いは言葉に、行動は明白に。
今抱えている不安を乗り越えて、彼との恋愛が幸せに続くことを祈っています。
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