海外の遠距離恋愛は別れやすい!?遠距離で別れる原因と成就の秘訣

恋愛をしていれば恋人と離れ離れになってしまうこともきっとあるでしょう。私も海外での遠距離恋愛を2年間経験しました。とても寂しいですよね。特に海外との遠距離恋愛は、連絡が取りにくいうえに滅多に会うことができません。休日に公園へデートに行ったり、二人で買い物をしてご飯を作ったり、今まで当たり前にできていたことができなくなるので、普通の遠距離とは比にならないくらい寂しいですよね。恋人との会話にズレが出てきたり、連絡頻度が少なくなったりすると「別れ」の2文字が頭によぎってしまいますよね。海外の遠距離恋愛に終止符を打つべきか、それとも続けるべきか。悩んでいる人はぜひご覧ください!

海外遠距離恋愛は別れやすい!?

海外との遠距離恋愛では、連絡が取りにくかったり、半年や1年以上会えないことも珍しくありません。悲しいことがあったらギュッと抱きしめてもらったり、嬉しいことがあったら一緒に喜んだり、ただ一緒にいてのんびりリラックスしたりという、今までは何でも無かったようなことも、できなくなってしまいます。

遠距離恋愛に関するある調査によると、遠距離恋愛を経験した男女のうち、なんと80%以上ものカップルが「別れ」を選択したそうです。これは遠距離恋愛を日本で行なった男女の数字で、海外の遠距離恋愛は物理的な距離や時間帯の違いから会える回数や連絡の頻度が圧倒的に少なくなるため、割合はより高くなるとされています。

実際日本に住んでいれば新幹線や飛行機を使って2〜3時間ほどで会うことができますが、海外であれば丸1日かかることだってあります。乗り換えの時間を合わせればそれ以上かかることも。海外への渡航は国内線よりも高いので、金銭的にも会いに行くのは難しいものがあります。

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物理的な距離は、心の距離を広げやすい

金銭的な理由に加え、遠距離恋愛は「想い」を繋ぐことが難しいとされています。ボッサードというアメリカの心理学者が婚約中のカップル5000組を対象に、お互いの物理的な距離を測定したところ、33%のカップルが半径5ブロック(約500m)以内に住んでおり、2人の距離が離れているカップルほど、結婚する確率は低くなったそうです。

これは物理的な距離が心の距離を広げてしまうことを表しており、海外の遠距離恋愛においては「相手に対して自分の気持ちがわからなくなる」大きな理由の1つだとされています。

海外遠距離恋愛で別れる一番の理由は、浮気ではない

海外では多種多様な人・文化に触れることになる分、出会いも多いものです。そして海外遠距離で別れる理由は「浮気」なんじゃないかな、と思っている人も多いと思いますが、ちょっと以下の図を見てください。

この図は、海外遠距離恋愛で「別れ」を経験した男女を対象に「浮気」に関する調査結果を表したもので、70%以上の人が浮気はしていないと答えています。

つまり、海外の遠距離恋愛においては、お互いのことを信頼しているカップルが多く、「浮気」が原因で別れたというケースは比較的少ないようです。

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海外遠距離恋愛で別れる一番の原因

別れる理由が浮気にないとすれば、何が原因で別れてしまうのでしょうか?

それは、価値観のズレ、です。

海外生活を始めて新しい考え方に触れると、その人の価値観は移り変わっていきます。特に日本をそれまで出たことのない人であれば、触れるもの全てが新鮮で、新しい刺激です。

人の価値観や概念は、その人のいる環境によって形成される」と、脳科学が説いているように、身を浸す環境が変われば、その人の考え方も少しずつ変化していきます。

一方、日本で待っている側は、基本的に生活はそれまでと変わりません。いつもと変わらない環境の中、あの人の帰りを「まだかな…」「次はいつ会えるのかな」と、いろんな想いを抱えながら待たなければなりません。恋人が海外に飛び出す前までは、同じ環境に身を置いていることが多いため、分かり合えること、共感できる部分が多くありますが、片方の価値観が変わっていくと、お互いの考え方に「ズレ」が生じるようになります。

その「ズレ」は、例えほんの些細なことであっても、積み重なっていくと大きなストレスになることがあります。私がそうでしたが、特に時間帯が大きく異なると精神的・身体的にも辛いため、ほんのちょっとしたことにでもすごく敏感に反応しちゃいますよね。

海外の遠距離恋愛で「突然別れを切り出された」というカップルはかなり多いようですが、価値観のほんの少しの「ズレ」が溜まりに溜まり爆発してしまった時に「別れる」という選択肢を考える男女が多いようです。

遠距離の一番の敵は、マンネリ化

海外の遠距離恋愛では上記の「ズレ」に加え、一番大敵となるのが、「マンネリ化」です。遠距離になると連絡頻度や会う回数が極端に減ってしまうため、刺激があまりないままナーナーで長期間を過ごしてしまうことも少なくありません。長い間その状態が続いてしまうと、相手への気持ちがどんどんわからなくなっていきます。

私の場合、海外の遠距離恋愛を始めてから2年が経っていましたが、関係性はややマンネリ化していて、何かボンヤリと「このままで良いのかな…」と思うようになっていました。関係性がマンネリ化した状態の中ちょっとした「ズレ」を感じると「別れた方が良いのかな」と、考えが「別れ」の方向へ一気に傾いていきました。

マンネリ化で恋人のことを考えることが少なくなり、気持ちが薄れてしまった時ほど、「別れ」の2文字が頭に浮かぶようになっていました。

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海外遠距離恋愛を「別れ」で終わらせないための〇〇!?

海外遠距離恋愛で別れる大きな原因となっている「価値観のズレ」や「マンネリ化」を防ぐためには具体的にどうしたら良いのでしょうか?

それは、連絡をこまめに取ること。

アメリカの心理学者ロバート・サイエンスによると、人は同じ人物や物に接する回数が多ければ多いほど、その対象に対して好印象を持つそうです。これは「ザイオンス効果」または「単純接触効果」と呼ばれており、恋愛においてもかなり応用されています。物理的に距離があって中々会うことのできない海外の遠距離恋愛においては特に重要で、相手とのセッション回数が少なくなればなるほど、あの人への気持ちがどんどんわからなくなっていきます。

私の場合、留学当初は週に1回のスカイプと週に2回短時間の電話をしていましたが、時間が経つとその頻度は2週間に1回の電話だけになっていました。日本とアメリカということでかなりの時間差があり、体力的にも精神的にも辛かったためその頻度は減ってしまいましたが、セッション回数が少なくなればなるほど恋人からの反応も薄くなっていきました。

時間帯的に辛い中電話したにも関わらず、相手の対応が雑だと、「私、こんなに頑張って時間作ってるのに、なんでなの?」と、半ば気が立った状態に近くなり、「遠距離じゃなかったらこんな気持ちにはならないのかな…」なんて泣きながら考えたこともありました。

一度連絡を取らなくなると、その後も継続して連絡の頻度は減ってしまうので、ほんの些細なことであっても、「ちょっと友達とシティに出かけてくるね」「これからご飯作るね」等の連絡を入れておくだけで、相手との心の距離を保つことができるようになります。

海外の遠距離恋愛を成就させるオススメ連絡法

とはいえ、連絡を小まめに取ることって難しいですよね。特に電話やスカイプなどは時間帯が大きく異なる場合は、片方に大きな負担を強いることになります。日本とオーストラリアであれば最大でも時間差は2時間なのでそこまで負担にはなりませんが、アメリカやヨーロッパとなると電話が深夜帯になることも少なくありません。

私のオススメは、動画をお互いに送り合うこと。

今はスマホで簡単に動画を撮ることができます。行ったことのない場所であっても動画であれば気持ちを共有することができますし、動画の送り合いなら時間や場所は関係ありません。動画は普段の生活が見えることも多いため、相手にも安心感を与えることができます。

また、動画で同じ気持ちを共有することで「価値観のズレ」を埋めることができますし、マンネリ化した関係性も新しい会話のトピックを増やすことになるため、新鮮なものへと変わっていきます。

これはちょっとしたコツですが、1週間に1回は動画の最後に「いつもありがとう」「だいすきだよ」と、一言入れると、お互いの心の距離はギュッと縮まっていきます。

時間・場所の「差」を埋めながら、相手への気持ちを表現することは、相手にとっても、自分にとっても、すごく大切です。

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遠距離恋愛を始める前に別れることを考えているあなたへ

自分が・恋人が海外へ行くことを決めた時、恋人と遠距離恋愛で付き合い続けるか、別れるかの2択に迫られますよね。私も海外へ行くと決めた時はいろんな考えが頭に浮かびました。

会えない、連絡がとりにくくて寂しい

海外へ行く目的(勉強、仕事、見聞)に集中したい

遠距離恋愛は向いていない

新しい生活を楽しみたい、縛られたくない

 

中には「海外に行くからって別れるなんて考えられない!」という人もいるかもしれません。でも、一度冷静になって、二人のことについて考えてみてください。

一番気をつけなければならないのは、もしあなたが毎日連絡を取りたいと考えている一方で、恋人は将来のために海外で「今」に専念したいと思っている時。そのような関係性の場合、遠距離恋愛はお互いの負担になっていきます。何しろ長期間会えないので、連絡を取るという価値観の「差」はその後大きなストレスとなっていくからです。

海外の遠距離恋愛は、信頼が全てです。

信頼があって初めて、相手を待つことができますし、海外で目標に向かって頑張ることができるのです。そして、その信頼の根本にあるのが、「連絡の価値観」だと私は考えています。一切会わず、連絡も取らずに愛を育んでいく「名探偵コナン」の新一と蘭のような展開は滅多に起きるものではありません。前述のように、多くのカップルが価値観によるズレから別れを選択しており、その根本にあるのは「連絡頻度の少なさ」です。

海外にどちらかが行ってしまう前に、この根本的な価値観だけはすり合わせてください。海外の遠距離恋愛を成就させるためにはとても重要なものですので、「連絡に関してどのように考えているのか」ということを恋人と一緒に、真剣に考えてみてください。

別れがお互いの関係をよくすることも

80%以上のカップルが遠距離恋愛によって「別れ」を選択していますが、仮に別れたからといって特別な存在でなくなるわけではありません。むしろ「恋人」というくくりから抜け出すことで、素直に話しやすく、前よりもいい関係になれることもあります。

正直、「一旦別れる」なんてこと、簡単にできませんよね。一旦離れてしまったら「もう二度とこの人の隣にはいれないかもしれない」と思ってしまいますよね。

しかし、ある調査によると、別れた後に相手のことを考えた男女は、まさに90%だったそうです。特に長い期間付き合っていた男女においては、ちょっとした時に恋人のことを思い出すそうです。

「距離を置いてお互いのことを考える」は、あながち間違いではないのです。

お互いの存在に縛られず、自由に行動することで「自分」の世界を広げることで、恋人の存在の大きさや大切さに気づくことも少なくありません。

一人になって「自分」を考え、見つめ直し、目標に向かって真っ直ぐに向かっている人は輝いて見えるもので、離れていても不思議とそれは相手にも伝わっていきます。離ればなれになってしまう間はそれぞれ別々の道を歩んで、もしもまた一緒にいられる状況になったときに二人がお互いを求めていたのなら、こんなに嬉しいことはありません。

「いろいろあったけど、それでよかったね」「バカだったね、私たち」そんな風に笑い合えたら、どんなに幸せでしょうか。

「別れ」は決して「終わり」ではありません。

「別れ」が2人の背中を押すことも少なくはないのです。

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海外との遠距離恋愛をくぐりぬけたカップルの多くは結婚する

海外との遠距離恋愛は、例えお互いのことを想っていても上手くいかないことも多いのですが、そんな遠距離恋愛をお互いの想いと行動で乗り切った猛者カップルももちろん存在します!

そして、そのようなカップルは海外との遠距離恋愛後、結婚に踏み切ることが多いようです。

そんなカップルにはある共通点があります。

遠距離恋愛が始まる前に遠距離恋愛の期限を決めていた

終わりの見えない遠距離恋愛は、まるで真っ暗な長いトンネルの中をひたすら歩いているかのよう。いつになったら一緒にいられるのか、なんのために付き合っているのかという不安が常に頭の中を巡ります。それに耐えられずに別れを選ぶカップルも多いようですが、海外との遠距離恋愛を乗り切ったカップルの多くは、「2年後に結婚するとか「1年後に海外で一緒に暮らす」といった遠距離恋愛の期限を設定していたようです。一緒にいられる時期がわかると、もう少しだから頑張ろうと思えますよね。

遠距離恋愛の後、恋人と結婚したいけれどどうやって相手をその気にさせたらいいかわからないという人のために、「結婚したい」と思わせる方法の動画をのせておくので、ぜひ参考にしてください!

【意外と簡単!遠距離恋愛中の彼に「結婚したい」と思わせる方法 】

悩みの多い海外との遠距離恋愛。別れを選ぶか、続けることを選ぶか、どちらが正解かはわかりませんよね。でも、あなたの行動で、それはどちらにもなりうるのです。

あなたにとって幸せな未来が待っていることを心から願っています。

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