片思いの失恋から大逆転！？あの人を振り向かせるために必要なこと

片思いの相手に勇気を出して告白したけどフラれてしまった時って、本当につらいですよね。私もこれまで二度の長い片思いを経験し、一度目は2年ほどずっと片思いだった相手にあっさりとフラれてしまいました。彼のことだけを考えて過ごしていた2年間だったので、フラれた後は茫然自失の状態となって、中々立ち直ることができませんでした。

この世に彼は一人しかいないし、絶対に諦めきれない！そう思っている方は、ぜひ見てください！

片思いの時は、告白して相手との関係性が消えてしまうことが怖い
人は、自分の気持ちに嘘をつけなくなる
意を決して告白するも・・・
片思いで失恋すると、ダメだった理由を考えるようになります
片思いで失恋すると、こちらから連絡を取りたくなる
片思いで逆転できない場合って、こんな時
冷静になれなかった自分に後悔する
告白後、相手に迫ってしまうことは危険かもしれません
一度片思いに失敗すると、トラウマになります
中途半端な気持ちで片思いすると前回の二の舞になります
大切なのは、相手の気持ちを考えてあげること
人は手の中にあったものがなくなると、すごく惜しむ
人は無くしたものを取り戻したいという心理に駆られます
片思いで逆転できる場合って、こんな時
人は好意に対して、好意で応えたくなります
意識する回数が増えれば増えるほど、好印象になります
あの人の隣にいるための準備をしてください
明るく振舞って友達としての関係に
追いかけるのではなく、追いかけさせる
メール・LINEの頻度を減らしてください
相手に「好き」という気持ちを見せてはいけません
相手の想像を裏切ることで、あなたの印象はグンッと上がります
1つのことに向かって頑張っている姿は人を惹きつけます

片思いの時は、告白して相手との関係性が消えてしまうことが怖い

まぁ、そうですよね。告白すればフラれるかもしれないし、その後気まずくなって今の良い関係性が崩れてしまうかもしれないと思いますよね。

「好き」という、たった2文字の言葉を伝えるだけで良いのに、その先が怖くて中々言葉にできませんよね。

街中でカップルが手を繋いで歩いているのを見ると、「私もあんな風になれたら良いのにな」、「もっと一緒にいたいな」なんて考えるでしょう。「関係性が壊れてあの人と一緒にいれなくなるなら、このままの関係性でも良い」と思うでしょう。

でも、人は自分の気持ちに嘘をつくことは出来なくなっていきます。

人は、自分の気持ちに嘘をつけなくなる

2010年にアメリカのラトガース大学でとある心理実験が行われました。男女40人を集めて好きな人の写真を見せて脳の反応を確かめるというものです。彼らの脳は好きな人の写真を見るだけで、大量のドーパミンを分泌していることがわかりました。

ドーパミンは神経伝達物質のアドレナリン・ノルアドレナリンの前駆体で、幸せを感じた時に分泌される脳内ホルモンの一種です。好きな人、気になる人と一緒に時間を過ごしていると、ドーパミンは大量に分泌されます。

重要なのは、ドーパミンには中毒性がある、ということ。

脳はその快感を求めて、さらなる幸せを求めようとします。好きな人と一緒にいればいるほど、その人への想いはどんどん募っていくのです。そしてある日、友達であることに限界を感じ、「恋人になりたい」「もっと一緒にいたい」と思うようになります。つまり、「好き」という自分の気持ちに嘘をつくことができなくなるのです。

意を決して告白するも・・・

私の場合、片思いの相手とは、これまで何回も一緒に飲みに行く仲で、普段から気軽に本音で喋れる、そんな親友のような間柄でした。会社の同僚だったので毎日顔は合わせますし、気まずくなれば仕事にも支障をきたすことはわかっていましたが、彼への気持ちを抑えきれず、告白することにしました。

でも、彼からの返事は「恋人としては見れない、ごめん。」でした。

片思いで失恋すると、ダメだった理由を考えるようになります

フラれた後は身体中の血の気がサーっと引いていき、相手とのこれまでの時間が走馬灯のようにフラッシュバックしますよね。

「私が我慢してたら、これからもいい関係でいられたのかな？」「でも、友達の関係でずっといるのは、無理…」。考えても考えても、頭の中に浮かんでくるのは「後悔」の2文字だと思います。

でも、考えれば考えるほど、気になることがたくさん浮かんできますよね。あれだけずっと一緒にいて、休日も一緒に出かけて、仕事やプライベートなど深い話もたくさんして、すごく近かったはずなのに、恋人として見れないってどういうことなんだろう？思わせぶり？最初から遊んでるだけ？

これまでの楽しかった思い出が鮮明に脳内再生される中で、「どうして？」が募っていきます。

片思いで失恋すると、こちらから連絡を取りたくなる

楽しかったこれまでのことを考えると、なんでフラれてしまったのか、何がいけなかったのかわからないため、連絡を取ろうとします。フラれたという事実は変わらないのですが、楽しかったこれまでの思い出は自分の心の中に確かにあるので、「もしかしたら、理由あってのことかもしれない」と考えます。「もう一度会ってちゃんと気持ちを伝えれば、わかってもらえるかもしれない」、と思うでしょう。

そしてその理由を確かめるために、頻繁に連絡を取りたいと思うようになります。人によっては友人に手伝ってもらって、相手の心の内を確かめることもあるでしょう。

でも相手に本当に気がない場合、返事は同じく、「恋人として、見れない」。

相手の気持ちを探ろうとすればするほど、相手との距離はどんどん離れていき、相手の態度も変わっていって、次第に自分の知っている相手ではなくなっていきます。

片思いで逆転できない場合って、こんな時

片思いでフラれてしまった場合、フラれた「理由」を探ろうと、失恋後に相手に頻繁に連絡を取ろうとしてします。

「それまで仲良くできていたのだから、フラれたのは何か理由があるんだよね」「きっと本気度が伝わっていなかったんだよね」と、フラれたことにどうしても理由を探してしまって、相手に頻繁にLINEをしたり、電話してみたり、とにかく本気なんだってことを伝えたくて、自分の気持ちの赴くままに行動してしまいますよね。

最初は今まで通り普通にLINEの返信が来ていても、徐々にスタンプだけの簡単なもので済まされてしまったり、ひどい時には既読スルーされてしまう回数が増えていきます。

会社で会うたびに辛くなって、家に帰ってはいっぱい泣きながらも諦めきれなかった私ですが、そんな中、意中の相手は地方の支社へ転勤に。結局避けられたまま、私の片思いは終わることとなりました。

冷静になれなかった自分に後悔する

後になって冷静に考えると、告白後、一度も相手の方から連絡が来ることはありませんでしたし、それがますます不安で何度も連絡を取ろうとしてしまいました。

少しだけ、考えてみてください。

例えば、化粧品売り場に行って、店員さんに「この新作商品いかがですか？」って言われて、ちょっとイメージと違ったし自分の肌質に合わないなと思ったから断ったのに、すぐに「どうしてですか？」と言われたら、少し嫌な気持ちになりませんか？少なくとも良い気分にはなりませんよね。

それと同じで、相手はあなたのことを真剣に考えて、「付き合わない」という選択をしたのです。理由を追及してしまったら、逆に相手の心はあなたから離れてしまう一方です。告白を断られた後に「好き」という気持ちや「なんで？」という感情を相手にぶつけてもプラスはなく、且つ向こうから何のアプローチもないのであれば、逆転できないパターンである可能性が高いでしょう。

告白後、相手に迫ってしまうことは危険かもしれません

相手に避けられてしまうこと以外にも、告白した後に「好き」という気持ちを出しすぎるのは危ない場合があります。

これは、私の友達の話ですが、私と同じように、告白を断られた後に、相手に「本気で好き」という気持ちを伝えようと猛アプローチを続けた子がいるのですが、ある時、相手から「会わない？」という連絡をもらい、喜んで行ったら、軽く飲んだ後に、ホテルに誘われたそうです。

心から好きな相手だし、誘われたら悪い気はしないかもしれませんが、こちらから好きになってしまっている分、向こうには余裕があります。相手のことが本気で好きだとは言え、相手にペースを握られてしまえば、相手が「何をしても大丈夫」と、軽く扱われてしまうケースもあり、ひどい場合には、都合の良いセフレにされてしまう可能性もあります。

告白を断られただけでも、つらくて、哀しいのに、大切な身体まで遊ばれてしまったら、もっと深く傷つきますよね。そうならないためにも、告白後に「好き」という気持ちは、見せないようにしてください。

一度片思いに失敗すると、トラウマになります

誰でも本当に好きだった相手からフラれてしまったら、深く傷つきます。相手のささいな言葉や仕草、言動が頭の中で鮮明に再生されて、ほんのちょっとしたことでも相手のことを思い出すようになります。

告白する前はすごく仲良くて近かったのに、フラれた理由はわからないし、連絡を取ろうとすればするほど相手の態度は変わっていくため、ますます「なぜ？」が募っていきます。

そして次の恋愛にようやく進めたとしても、前回の失敗が頭の中に残っているので、「また失敗したらどうしよう」という思いから、自分からLINEを送ったり、ご飯に誘ったりというような大胆な行動に出ることができなくなります。

そして中途半端なアプローチしかできないまま、また自分の気持ちに我慢できなくなっていきます。

中途半端な気持ちで片思いすると前回の二の舞になります

私は、片思いの失恋をした2年後に、また片思いをしました。今度こそ、気持ちをしっかり伝えて、一緒になりたいと思っていました。でも、前回の片思いの経験を引きずっていた私は、相手に対して中途半端になっていて、相手に想いをちゃんと届けることはできませんでした。そう、返事はまた、「ごめん。。。」でした。

前回の辛さの中で勇気を出して告白したのに、また断られてしまったことのショックが大きくて、「私はもう、恋人なんて出来ないんじゃないかな」と思いました。「でも、もう一度気持ちをちゃんと伝えれば、わかってくれるかもしれない」と、また相手に連絡を取ろうとしていました。

大切なのは、相手の気持ちを考えてあげること

今の自分、ちょっと中途半端だな、と思った時は、少しだけ冷静になって考えてみてください。

相手は以前好きだった相手とは違います。どうしても人は自分の好みの人を好きになるので、その相手は以前の人と似ているかもしれませんが、人間性まで全てが同じということは絶対にありません。相手はあなたのことを真剣に考えてくれているかもしれません。あなたが以前の相手のことを引きずっていたら、今の相手は「自分の入る隙はない」と思ってしまうかもしれません。逆に、自分の好きな相手に、以前すごく好きだった人がいたとして、その人のことを未だに思い出して億劫になっていたら、「私ってこの人には見合わないのかな？」と思ってしまいませんか？

きっと相手も同じことを考えてしまいます。

まずは、自分は今誰が好きで、どんな状況なのか、相手に対して中途半端な気持ちを出してしまっていないか等、「自分のこと」を整理してください。そして、相手が今の自分を見てどう思うのか？と、相手の立場になって考えてみてください。

人は手の中にあったものがなくなると、すごく惜しむ

人の心とは不思議なもので、自分が今持っているものに対しては鈍感になる一方で、一旦失うとその価値を高く感じるようになっています。あなたが告白したことで、相手にとっては「手に入れた」という感覚に近いものがあると考えてください。それが一旦なくなってしまった時、相手は心にぽかんッと穴でも空いたかのように、あなたのことを惜しむようになります。

それまで仲が良ければ良いほど、頻繁に会っていればいるほど、無くした時の痛みは大きなものとなります。

告白してフラれた後、追いかけたい気持ちはすごくわかります。

でも、まずは冷静に自分を見て、相手のことをちゃんと考え、意識的に引いてみてください。LINEも極力、自分からは送らないようにし、普段の会話も、「もう冷めたよ」という気持ちを見せるようにしてください。

人は無くしたものを取り戻したいという心理に駆られます

フラれた後に一旦完全に引くことで、相手はこれまでのあなたとの日々を思い出し、とても惜しくなります。「元気？」とLINEが来るようになり向こうから「飲みに行かない？」と誘われるかもしれません。

必死で追いかけるとダメで、思い切って引くとうまくいくなんて、恋って本当に難しいですよね。

片思いで逆転できる場合って、こんな時

これまでのことを整理すると

フラれたら後、追いかけてはいけない

フラれたら、冷静に相手のことを考える

一旦、完全に引く

もし上記3つの過程をちゃんと辿ったとして、向こうから連絡が来るようになって、ちょくちょく出かけたり、飲みにいく関係になれた場合、逆転できる可能性は十分にあるでしょう。

とはいえ、ただ引いてみるだけって、すごく不安ですよね。引けば向こうはもう二度と振り向いてはくれないんじゃないかな、なんて思ってしまいますよね。

私も実際そうでしたし、「どうしても彼と付き合いたい！彼しかいないんだよ」と思っていました。相手のことを考え、一旦身を引いても、もしかしたら向こうは本当に気がない可能性もあるかもしれませんが、逆転の可能性を上げることはできます。

人は好意に対して、好意で応えたくなります

恋愛心理学には「好意の返報性」という言葉があります。例えば、お土産をもらったら、お土産を返さないといけない気持ちになるように、人は何かをしてもらった相手に、何かをしてあげたくなるのです。

これを告白に置き換えると、「好き」という気持ちを告白してくれたあなたに対して、「自分も好き」とはならないまでも、これまでよりも、好意的な見方に変わります。「あの人、私のことが好きなんだな」と意識してもらうことで、より自分に意識を向けることができるのです。

告白する側からすると、一度告白してフラれたらすごくショックですし、その先はもうないんじゃないかと思ってしまいますよね。でも、実は本当のスタートはそこからなのです。

意識する回数が増えれば増えるほど、好印象になります

アメリカの心理学者、ロバート・ザイオンスは、10人の卒業写真を被験者に見せて、写真に写っている人の好感度をチェックする実験を行いました。見せる回数は5回、10回、25回と、段階を分けて実験されたそうです。その結果、写真を見る回数が増えれば増えるほど、写真に写っている人に対して好印象を持つことがわかりました。

昔から知っている幼馴染であれば、初めて会った人よりも信頼できるのと同じように、相手の意識をこちらに向けさせることで、好印象を植え付けることができます。

ただし、ここでの注意点は、決してこちらから連絡を取ったり、会いに行ってはいけないこと。こちらからアクションを起こしてしまうと、相手は「惜しい」という気持ちを抱きにくくなってしまうため、あくまで「引く」ことで、相手の意識をこちらに向けてあげるのです。

あの人の隣にいるための準備をしてください

フラれた後はすごくショックで何もする気になりませんよね。でも、引くことでもしかしたら相手の気持ちはあなたに向いて来るかもしれません。その時にあなたが準備できていなければ、これまでずっと、ずっと、「あの人の隣にいたい」と願い続けたことが叶わなくなってしまうかもしれません。

あの人の隣にいる未来のために、準備をしてください。

明るく振舞って友達としての関係に

服やバッグを買う時って、それを使用している未来の自分をイメージして買いますよね。その未来が輝いている時ほど、「買いたい！欲しい！」となるものです。

相手があなたのことを気になっていた時に、あなたがとても明るくて素敵だったら、「一緒にいて楽しいかもしれない」と、2人でいる未来のイメージを思い描くかもしれません。

逆に、服を買うか悩んで、いざ「買おう！」とした時、服がヨレヨレになっていたり、汚くなってしまっていたら買う気になれないように、もし相手があなたのことが気になっていたとしても、あなたが暗いままでいたら、「やっぱり、付き合わなくて正解だった」と思われてしまうでしょう。

相手はこれまで、少なくともあなたと気が合うと思って仲良くしてくれたはずで、一緒にいて楽しい！と思っていたはずです。そうでなければ一緒に遊んだり、出かけたりはしないでしょう。自分らしく、自信を持ってください！

追いかけるのではなく、追いかけさせる

これは特に男性に強く影響していることですが、脳には４００万年前、狩猟をして生活の糧を得ていたことによる「狩猟本能」が備わっていて、追いかけるよりも追いかけたいという本能を持っています。

この本能は、手に入らないものを、なんとか手に入れようと努力する時にもっとも刺激されるそうですが、一度手に入れたと思ったものが、自分から離れていった時にも、強く刺激されます。

あなたの告白によって「私のことが好きなんだ」という一種の「手に入れている心理」になっていて、これを裏切ることで、狩猟本能を刺激することができます。

メール・LINEの頻度を減らしてください

相手があなたのことを気になるまで、こちらから連絡をしてはいけません。あなたがやらなければいけないことは、相手の気持ちや意識を「引く」ことによってあなたに向けることです。

ここでもう一つ重要なのは、向こうから連絡が来た場合も、やりとりが盛り上がっているところで、あえて「今日はもう寝るね。おやすみ」と、切り上げてしまうこと。

話を切り上げることも、一種の手放しの心理に近い状態となるため、気になる気持ちに拍車がかかります。

相手に「好き」という気持ちを見せてはいけません

これまで何度か説明してきたように、一番気を付けなければならないのは、こちらからアクションを起こしてはいけない、ということ。

特に「好き」という感情を相手には見せないでください。相手に余裕を持たせてしまいますし、やりすぎると「重たい・・・」と思われ、逆転できる可能性を下げてしまうことになります。今まで通り、自分らしく明るく、友達としての関係を続けるものの、告白など、なかったかのように「好き」という感情を見せずに振る舞ってください。

自分を好きだったはずの人から急に好意がなくなると、「あれ、この人、私のこと好きじゃなかったのかな？」と不安になります。

「一度手に入れたものが、逃げていってしまった」心理にさせるためには、少しそっけないくらいの態度をとるくらいの気持ちでいてください。