失恋して死ぬほどつらい、助けて!失恋から立ち直れないあなたへ、失恋がつらい本当の理由と苦しみを和らげる方法

心から愛していたあの人に、別れを告げられる。失恋って、どうしてあんなにつらいんでしょうね。私も2年ほど前に失恋しました。すごく辛いですよね。あまりにも突然の別れだったので目の前が真っ暗になり、あの人とのこれまでがまるでなかったかのように心がカラッポになりました。失恋した人であればわかると思いますが「こんなに辛いならいっそのこと死んでしまいたい」と思ったことも、一度や二度ではないはずです。もし、あの時の私と同じように、失恋して、つらくて、つらくて、助けてほしい。そう思っている方へ、どうしてもお伝えたいことがあります。

この記事が、あなたの辛さや苦しみを少しでもやわらげる助けになれば嬉しいです。

失恋するとあの人の思い出で頭はいっぱいになります

幸せであればあるほど、失恋した時のショックって大きいですよね。「あの人が私のことを裏切るなんて絶対にありえない」と思いますよね。「あれだけ好きって言ってくれてた人が私から離れるわけない」と考えてしまいますよね。そして事あるごとにあの人との思い出が蘇って、あの人の振り返り側の笑顔や猫背がかった癖のある歩き方など、仕草や言動を鮮明に思い出します。そしてそんな過去の幸せに浸っていると、こんな想いに駆られるようになります。

あの人が私を振るなんてありえない」と。

私はあの人のことが本当に大好きで、心から愛していました。「この人とずっと一緒に生きていきたい」と根拠もなく、信じていました。それだけ強く想っていた後の失恋とは本当に怖いもので、あの人の言っていたことの全てを事細かに覚えていました。特にあの人からの「好きだよ」に対しては、その言葉だけでなくその時の状況や情景全てが頭に残っていました。そしてあの人からの「好きだよ」ばかりを脳内再生していると、次第にこんな考えに囚われていきました。

あの人はきっと、まだ私のことを好きでいてくれる」と。

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失恋後は「なぜ?」を追い求めるようになります

あの人の愛が永遠だと頑なに信じている時、心の中ではある想いがよぎるようになります。

別れたのにはきっと理由がある…

頭の中では別れたことを理解していても、「好きだよ」と言ってくれた思い出が鮮明に残っているため、「あの人が別れを選んだのにはきっと理由があるんだ」と、あの人の「ずっと好きだよ」を肯定し、別れの原因を探そうとしてしまいます。

「なんで別れなきゃいけなかったの?」「何か理由があるなら、教えて」「悪いところは全部直すから…」と、別れた原因がどこにあるのかを考えるようになるのです。そして別れた原因がどこにあるのかを知るために、元恋人に頻繁に連絡を取ろうとします。

お互い納得のいくまで話し合いたい」と。

あの人にとって、「なぜ?」は重要ではない

失恋後はフラれた理由が知りたくて何度も連絡を取ろうとしてしまいますよね。友人伝いにあの人の想いを聞こうとすることもあるでしょう。

でも、あの人からの返事は一貫して「ごめん」。あの人の中では「別れた理由」はさほど重要ではないのです。

フラれた理由がわからないままなので納得できず、人によってはしつこく連絡を取ろうとしますが、時間が経つにつれてあの人は自分から離れていってしまいます。あの人の存在に大きく依存してしまっていた分、隣にいない不安感で心はドッと重たくなり、「どうしてこうなってしまったの?」「なんで?」という想いが、自分を「あの人」にますます縛り付けていきます。

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あの人が離れていくと、自分を責めるようになります

幸せだった頃のことを思い浮かべながら、でも最後には別れ際の「ごめん」を思い出すと、様々な「なんで?」を考えてしまいますよね。おそらく真っ先によぎるのは喧嘩したことだと思います。言い合いになった原因や自分が取ってしまった行動を振り返り「もっと優しくしていれば良かった」「私が頑張っていたらまだ今も隣にいれたのかな」と、何をしていれば“正解”だったのかを必死に考えますよね。そして別れてしまった理由は自分にあるのではないかと思うようになります。

「私が弱いから」「私がダメだったから…」「あの時、あんな態度を取ったから」

とにかく自分を責め、落ち込むことが多くなり、後悔の2文字だけが頭をよぎるようになります。

そして泣けば泣くほど「弱い自分」が強調され、別れる原因になった自分も、あの人がいない辛さに耐えられず泣いてしまう自分も、どんどん嫌になっていきます。そんな時ほど部屋に一人で篭ってしまいますし、涙もたくさん出てきますよね。気持ちをどこにぶつけて良いかわからないので、あの人のSNS等を見てしまうこともあると思います。

本当に、辛いですよね。

失恋すると「なぜ?」に囚われるため、過去の思い出ばかりを考えてしまいます。そして「確かにあったはずの過去を消してしまいたくない」「あの人と繋がっていたい!」という想いから、過去にどんどん固執していきます。

失恋して死ぬほどつらい理由

失恋すると、人はなぜ、辛い・苦しいなどの痛みを感じるのでしょうか?

ある実証実験によると、失恋後に立ち直った人の脳内は、失恋直後で執着の心理が働いている人の脳内よりも「ドーパミン」の分泌が減っていたそうです。ドーパミンとは、神経伝達物質でアドレナリン・ノルアドレナリンの前駆体で、「幸せ」を感じた時に分泌される脳内ホルモンの一種です。ドーパミンは幸せを感じると大量分泌されるのですが、失恋後も脳はあの時の幸せを覚えているので、ドーパミンを分泌し続けるのだそうです。

また、人の感情を司るのは、前頭葉の眼窩前頭皮質(がんかぜんひしつ)だと言われており、意思決定の認知処理や、自分の感情をここで認識するようになっていますが、失恋直後に胸が苦しくて熱が出たり食欲不振や倦怠感等で体調を壊したりするのは、ドーパミンの分泌により感情の認知処理に誤解が生じて、身体の痛みを感じる脳の領域を刺激するからだそうです。つまり、失恋後は激しい悲しみや喪失感を感じるような情報を眼窩前皮質が感知すると、身体的痛みを感じる脳領域を刺激してしまうのです。

認知処理に誤解が生じるということは、今起きていることの判断がつかなくなるということでもあるため、「別れた」という現実を受け入れることができない状態でもあります。逆にこのドーパミンの分泌が収まり、眼窩前頭皮質が少しずつ正常に働き始めると、失恋したという現実を受け入れることができるようになり、失恋の痛みも緩和されていくとされています。

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失恋の痛みは、「拒絶」

また、人の脳には本能的に「他者から拒絶されること」を恐れる本能が備わっています。これは原始時代に群れで暮らしていた頃の名残であると言われていて、集団から拒絶され群れを追い出されることは、死に直結していたため、人は、拒絶される、または、拒絶されるかも知れないという恐怖を感じた時、激しい痛みを感じるのだそうです。

アムステル大学で「人が予想外の拒否にあった時の心の反応を見る実験」が行われました。被験者が初対面の何人かと会い、自分に好印象を持ってくれているかどうかを予想し、その後、相手がどう思っていたかをフィードバックするというもの。「好印象を持ってくれている」と予想した相手からの印象が悪く「拒絶された」と感じた場合、心拍数がかなりゆっくりになった後、すぐに基準値に戻ったそうです。つまり、心拍数を下げることで副交感神経を作用させ、拒絶される恐怖に対処していることがわかったのです。

副交感神経は、バランスよく作用すれば心身をリラックスさせ睡眠を促す効果がありますが、強く作用しすぎると気分が落ち込んでしまい、何もする気が起きなくなってしまいます。

失恋とは、愛した相手からの強い拒絶です。

このストレスは脳に大きな負担を強いるため、副交感神経が強く作用してそれを抑えようとします。そして「何もする気が起きない空っぽの状態」にまで追い込まれてしまうのです。

失恋後、心に空白ができてしまったかのように何もできないのは、決してあなたが弱いからではありません。「拒絶される恐怖に対処する本能」によるものです。だから、「立ち直れない私って、本当にダメだ…」とか「私ってなんて弱いんだろ」と、自分を責めるのはやめてあげてください。

あなたは、あなたの味方でいてあげてください

私も経験したのでわかりますが、失恋ってとことん自分を弱くするんですよね。あの人のことしか考えられなくなって、辛くなって、たくさん泣いて。そんな自分が惨めで、悲しさの底が見えないくらい辛くなってしまうんですよね。

でも、あなたがそんなに傷ついて、悲しんでいるのは、それだけ一人の人間を本気で愛していた証拠です。心から誰かに愛を与えることのできるあなたは、決してダメな人間ではありません。

人を愛せるって、本当に素敵なことです。

失恋して、傷ついているあなたの一番側にいる人はあなた自身です。まずは、あなたがあなたの味方をしてあげてください。

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「もう死んでしまいたい」そんな時は

大好きな人と別れてしまった失恋の痛みは、そう簡単に割り切れるものじゃありませんよね。私の場合、失恋した後はただただ泣いて、ふとした瞬間に幸せだった頃のことを思い出してはまた泣いて。そんな日々を繰り返す中で、「こんなに苦しいんだったら、いっそ死んでしまいたい」と思うこともありました。

失恋後は「自分の周りには誰もいなんじゃないか」「自分の味方なんて誰もいないんじゃないか」と、孤独に感じることが多いと思いますが、でも、少しだけ周りを見てみてください。

あなたは決して、一人ではありません。

失恋した時って誰とも会いたくない気持ちになりますよね。「こんな弱い自分なんて見られたくない」と思ってしまいますよね。

でも、死んでしまいたいくらい辛いと感じている時こそ、家族や友人など、あなたの大切な人に会ってみてください。

私が失恋した時、母が一人暮らしのわたしのアパートに来てくれたことがありました。つらい胸の内を曝け出し、たくさん喋って、たくさん泣いて、想いの丈をぶつけた時、母は私にこう言いました。

あなたは、あなただからね。」

あなたは、あなたで良い

失恋後は「後悔」だけが頭に残り、弱い自分から変わらなければならないと思ってしまいますよね。「ダメな自分をやめたい」と考えますよね。

でも、あなたは、そのままで良いのです。

失恋したのは、決して「あなた」がダメだったからではありません。あなたが弱いからでもありません。あなたには、あなたの素敵な部分がたくさんあります!素敵だと思ってくれたからこそ、あの人もあなたと一緒にいてくれたのではないでしょうか。

そんな素敵な心を変える必要はありません。

ましてや「死んでも良い」なんてことは絶対にありません。あなたはあなたでとても美しく、かけがえのない世界でたった1つのものです。

「あなた」はそのままで、とっても素敵なのです!

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泣くことは、決して弱いことではない

失恋後って涙が止まりませんよね。あの人の思い出の中に「後悔」を思い浮かべるたびに辛くなりますし、その想いが強ければ強いほど涙は溢れ出てきますよね。そして泣けば泣くほど「私ってなんて弱いんだろう…」と考えてしまうと思います。

でも、涙は、決して弱いから出てくるのではありません。逆に泣くことで、人は強くなっていくのです。

涙には、脳をリラックスさせる効果があるとされています。特に失恋後の涙は感情的な涙だと言われており、心身をリラックスさせる副交感神経を優位にさせることがわかっています。そして副交感神経が優位になれば、先に説明したドーパミンも減少していき、眼窩前皮質が正常に機能するようになるため、生成な判断ができるようになります。

あの人のことを思い出すと心は気が立った状態に近くなりますが、そんな想いをなだめてくれるのが、涙です。「泣きたくないから、せめて笑顔でいよう!」とする人もいると思いますが、涙を我慢することはストレスを溜める原因になると言われています。そしてそのストレスは再度気分を沈下させ、あの人のことを思い出すきっかけになってしまいます。

溢れ出てくる気持ちは我慢せず、たくさん泣いてください。泣いた分だけ、あなたは強くなっていきます。

失恋の辛さを緩和するには、現実を受け入れること

泣いて、少しでも心が落ち着いたら、辛い作業ですが失恋した現実と向き合ってみてください。あなたがどれだけ自分を責めあの人のことを想っても、あの人があなたの元へ戻ってくるわけではありませんし、失恋したという事実を変えることはできません。

私にはあの人しかいないんだ」と失恋後はきっと思ってしまいますよね。「あの人の隣が良い!…」と。

でも、あの人はもう、あなたの隣にはいないのです。「あの人」はもう、過去になってしまったのです。あなたとあの人は、別れてしまったのです。

現実は残酷で、「大好きな人の側にいれないなら、もう人生に意味はない」と思ってしまうかもしれませんし、心には重たい苦しみが残っているかもしれません。

でも、失恋の辛さを緩和するために大切なのは、現実を受け入れること。

あの人のことを心から想っているからこそ、辛いのです。

人を本気で愛したからこそ、苦しいのです。

あなたのその優しい想いも一緒に、「辛かったね」「苦しかったね」と、ありのままに受け止めてあげてください。

過去の幸せへの執着

失恋後はお互い愛し合っていた頃の幸せな思い出に囚われてしまい「私にはあの人しかいない」と思い込んでしまいますよね。「あの人だけが、私をわかってくれていた」と考えてしまいますよね。

言葉や仕草、幸せだった思い出ばかりが脳内で再生され、「あの人」に囚われてしまうことを、心理学では「執着の心理」と呼びます。頭の中にはあの人の思い出がいっぱいあって、脳があの人にしがみついている状態のことです。心が執着した状態は脳内ドーパミンが大量に分泌されているため、眼窩前皮質が影響を受けて視野が狭まり、冷静な判断ができなくなるので、「あの人」への想いはさらに強くなります。

「私の幸せは、あの人と一緒にいること」と思い込んでいても、現実にはあの人はもう、隣にはいません。あの人の言ってくれた「好きだよ」という言葉も、情景も、思い出も、実際にはもう、過去なのです。

その過去と向き合うことが、失恋の辛さを和らげるためには必要になっていきます。

現実を受け入れるために、心の執着を手放す

あなたを縛って、苦しめている「心の執着」は手放すことができるとされています。方法は簡単。まずは紙とペンを用意し、真ん中に線を引いて「左側に彼の好きだった部分」「右側に彼のイヤだった部分」を書き出してみてください。もし整理がつけられない場合は、今の素直な気持ちを書き出すだけでも大丈夫です。

アメリカの心理学者、ヘンリエッテ・アン博士曰く、紙に書くことで脳幹にある網様体賦活系(RASを活性化させることができるそうです。RASは脳に入ってくる膨大な情報から集中すべきものを取捨選択するフィルターのような役割を果たしており、紙に書くことで書かれた情報に関連する事実を脳が集中して考えるようになります。

頭の中で考えるだけでは「私の幸せはあの人といることだけ」と考えてしまいますが、紙に良いところ、悪いところを書き出してみると、脳があの人のことを冷静に判断しようとします。書き出した内容を眺めることで、案外、こんな部分もあったね、と、冷静に判断することができ、脳に現実を受け入れる準備をさせることができるのです。

一番大切なのは、失恋を「言葉」にすること。

心の中で宣言することを心理学では「執着を手放す」と呼ばれており、言葉で宣言することで、心にその宣言を受け入れさせることができます。あの人のことを思い出して辛い時ほど、言葉を口にしてみてください。

私、あの人がいなくても大丈夫だよ」と。

失恋した現実を受け止めれば、心は少しだけ前を向く

失恋して、つらい気持ちの中で「私の幸せは、あの人といることだけ」「失恋して泣いてばかり私って、なんてダメなんだろう…」と現実逃避と自己嫌悪を続けている内は、なかなか前を向けないと思いますし、失恋から立ち直った人のことを「すごいな」「私みたいな弱い人間とは違うんだろうな」と思うこともあるかと思います。

ですが、失恋から立ち直った人は、皆、失恋した現実と向き合い、気持ちを整理することで、前を向いてはまた辛くなっての一進一退を繰り返して、ようやく「自分」に立ち戻っているのです。

1~2週間で立ち直る人もいれば、半年や1年かかる人だっています。私は、完全に立ち直るには、半年かかりました。この期間の長さは人それぞれなので、立ち直りに時間がかかっても自分を責める必要はありません。

あなたは、そのままで良いのです。

思い出は消せなくても、思い出しにくくすることはできる

あの人と過ごした幸せな思い出は、きっとこの先も消えることはないと思います。どれだけ時が経とうと、心の中であの人はきっと生き続けるのだと思います。

しかし、幸せな思い出が蘇ると、失恋した記憶も一緒に蘇り、気持ちの整理を終えていても、また、辛い感情が蘇ってしまいます。

ここで、あなたに伝えたいのは、記憶を消すことはできなくても、思い出しにくくすることはできるということ。

脳の中には、記憶に関する回路があり、それは使えば使うほど強化されるようになっています。あの人のことを思い出せば出すほど、脳はそれを重要な記憶として判断し、忘れないようにしてしまうのです。

しかし裏を返すと、思い出す頻度が少なくなれば、辛くなることも減っていきます。

少しずつ、「あの人」の思い出に「さようなら」していってください。

あの人を心の中に置くこと

恋愛に関する記憶の回路を弱体化させるには、「あの人」を心の中に置くことが最も効果的だとされています。

私の場合、別れてからSNSにあの人が友人たちと楽しそうにしている写真が流れて来て「あー、あの人の中で私はとっくに過去になったんだね」ということを理解しました。

「私はこんなに辛いのに、あの人の中にはもう、私はいないんだね…」と。

あの人の記憶につながる物事のことを「記憶のトリガー」と呼ばれていて、SNSや写真、一緒に買ったぬいぐるみなど、フとした瞬間に、失恋を思い出すきっかけになるもののことです。あの人を想起させてしまう物事がきっかけで、前に進めなくなってしまう人は多いようです。

大切なのは、「何もしない」をやめること

失恋後であれば誰でも体験していることだと思いますが、人と話していたり、何かに熱中している時は、あの人への想いを軽減できますよね。特にヨガやエクササイズ、ウォーキングなどの運動はセロトニンという精神の安定・抗うつ作用がある脳内物質の分泌を促すとされています。

ただ、失恋による相手からの拒絶で、副交感神経が強く作用し「何もする気がおきない状態」が長く続いている場合は、無理に運動を行う必要はありません。まずは、近所を散歩するだけでも大丈夫です。

「ちょっとだけ、歩いてみようかな」くらいの気持ちでいいのです。それでもきついなと感じるようなら、30秒だけ外に出るだけでも構いません。

大切なのは、「何もしない」をやめること。

少しでも身体を動かすことで、交感神経の作用が促され、自律神経のバランスが整っていきます。よく眠れたり、食欲が復活したりと少しずつ、「あなた」を取り戻すことができるようになっていきます。

失恋のつらさは時間が少しずつ癒してくれる

失恋のつらさ、失恋の記憶を思い出しづらくする方法をご紹介しましたが、失恋の辛さや苦しみは運動やエキササイズなどで軽減できたとしても、完全に立ち直るためには、結局のところ時間に頼るしかないと私は考えています。

あの人のことを考えないようにすればするほど、あの人の思い出はあの頃の幸せに縛り付けてしまいますし、「他にもっと良い人いるよ!」なんて友人からアドバイスされてもそんな気分にはなれません。

失恋の苦しみや痛みを緩和させるためには現実を受け入れる必要があることは前述の通りですが、それにも脳内ドーパミン分泌の減少を待たなければ冷静に現実を見ることは出来なくなります。

これら全てを踏まえると、時間以外に完全な解決法はないのだと、私は思います。

思い出さないための行動をしてみたけれど、辛い気持ちが消えない場合も焦る必要はありません。時間が経てば、必ずあなたの心の痛みは消えています。永遠に続く苦しみなんて、絶対にありません。

無理をする必要はなく、少しずつ、前を向くことができれば良いのです。

そして、一歩ずつ前を向いて、また、いつも通りの「あなた」に戻れるよう、進んでいってください。

あなたが、1日でも早く、また幸せに笑える日が来ることを、心から祈っています。

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「君と僕は、合わないんだと思う」

私が大好きだったあの人から別れ際に言われた言葉です。私はこの言葉に、鈍器で心を打ち砕かれたような気持ちになりました。これまで隣にいることが当然だったあの人がいなくなってしまったショックで、私は一時期生きている意味がわからなくなりました。あの人は今、どこで、誰と、何をしているのか。私は何をどうすれば良かったのか。

これまでの全てが、「私」そのものが、何もかもがわからなくなったのです。

何を選び、行動してもあの人は私から逃げていってしまうような気がして、心の中にいる「あの人」は何も答えてはくれないので、私の行動が正しいのかどうかを周りの友人に聞くようになりました。

完全に依存です。

私がどうしたいのか?よりも、あの人はどう思うのか?ということだけを気にして、自分の気持ちを押し殺しながら毎日を必死に生きていました。

でも、この状態ではあの人の鎖はずっと解けないし、失意の底に沈んだまま。失恋の苦しみが癒えることはないし、あの人との関係性を戻すこともできません。失恋の傷は深ければ深いほど、自分を傷つけ、絶望と孤独、そして危機感に近い恐怖を私たちの心に植えつけ、立ち直れなくなってしまいます。

あの人との思い出は全ての光を屈折させ、私の心には届かなくなります。

目に映る全てが美しく見えなくなります。

私の世界から「希望」という名のつくもの全てが消えてしまうのです。

しかし、失恋においては、考え方を変えるだけで心はグッと軽くなります。

どんな人でも失恋から立ち直れるし、女性としての魅力を上げることができる。自分を確立していく過程の中で、あの人との関係性もきっと見えてくる。

そんな、自立した素敵な女性になるためのコミュニティを作りました。

「失恋からもう立ち直りつつあるよ」という方や「もう未練なんてないよ」という人にとっては必要のないものかもしれませんが、「失恋の辛さから一刻も早く立ち直りたい」「あの人の隣で、もう一度歩きたい」と心から願っている人にとっては、背中を押せるものになっています。

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