留学の終わりとともに始まった、留学先で出会った外国人の恋人との遠距離恋愛。「私たちならきっと大丈夫!」と国境を越えた国際遠距離恋愛を選んだものの、会えない寂しさに加えて、これから二人の関係がどうなるのかがとっても不安だったり、相手から連絡がなかなか来なくて「もしかして浮気をしているんじゃ?」と疑ってしまったり、色々な不安がザーッと波のように押し寄せてきますよね!私も留学先のカナダで出会った彼と国際遠距離恋愛をしていた時期があり、夜ベッドに寝転んでふと考え事をするたびに、その大きな不安に押し潰されそうになっていました。でもある時、「大好きな彼との恋愛が辛いだなんて、そんなの悲しい!このままじゃダメだ!」と思ったんです。紆余曲折あったものの、先日彼と結婚することができました!
国際遠距離恋愛の不安は、考え方を少し変えるだけで、気持ちはグッと楽になります!私が思う国際遠距離恋愛のコツをまとめてみたので、国際遠距離恋愛真っ最中な人も、これから始める人も、不安で悩んでいる人は、ぜひ読んでみてくださいね!
国際遠距離恋愛の不安による負の連鎖
国際遠距離恋愛では、「つぎはいつ会えるんだろう」という寂しさや、「将来、一緒にいられるのかな」と見えない二人の未来への不安、連絡が少ないと「浮気してるのかな?」という疑念、連絡が少ないわりにSNSを更新している恋人に苛立ちを感じたりします。
こういう不安が心の中に巣食ってしまうと、どちらかが悪いわけでもないのに喧嘩が多くなったり、せっかく電話をしても険悪なムードになったり、不安を隠そうとして無理に明るく振る舞って逆に疲れてしまったりして、「私たち、こんなんで続けられるのかな」と、余計に不安が大きくなっていきます。そしてその大きくなった不安のせいで、また恋人との間に問題が起きてしまうことも。不安な気持ちは負の連鎖を引き起こすんです。
この国際遠距離恋愛の不安が引き起こす負の連鎖を断ち切るには、国際遠距離恋愛に対する考え方や、不安の受け止め方を変えるしかないんです。
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連絡は不安を解くカギ
直接会うことが難しい国際遠距離恋愛において、メールや電話、テレビ電話などでの連絡は不安を和らげるためにとても重要になってきます。
恋人の声を聴くとなんとも言えない心地よさを感じたことはありませんか?家族や恋人など、親しい人の声を聴くと脳内では幸せホルモンとも呼ばれるオキシトシンが分泌されます。このオキシトシンは不安感をやわらげ、体と心をリラックスさせる効果があるといわれています。オキシトシンは肌の触れ合いでよく分泌されるホルモンなので、抱き枕などを恋人に見立てて抱いた状態で電話をして声を聴くと、よりリラックスできるようです。
また心理学のザイアンスの定理によると、特定の人と接触する回数が増えるほど、その人への好感度は高まっていくとのことなので、お互いの気持ちを繋ぎとめるためにも、なるべくこまめに連絡をとるようにしましょう。
でも丁度いい連絡の頻度は人によってさまざまで、毎日連絡したい人も居れば週に一回で十分という人も居ます。お互いが納得できる連絡頻度について、恋人と話し合っておきましょう。
とはいえ、仕事や勉強の忙しさに加えて、時差のせいで連絡が取りにくかったり遅れてしまうということはどうしても起こってしまいますよね。恋人からの連絡が遅くなっても「なんですぐに返事をくれないの?」と責めたりせず、「忙しかったらそんなこともあるよね。お疲れ様。」と優しく受け止める余裕を持つことも大切です。
相手が浮気をしているか不安だからと言って、恋人の予定を全部把握しようとしたり、あなたへの素早い返信を求めたり、恋人を束縛するような行動をしていると、恋人はあなたへの不満と不信感をどんどん募らせてしまいます。別れを招く行為なので、絶対にやめましょう。
価値観の違いをしっかりと話し合う
「男女の友情は成立するか」という問いには、人によっていろいろな答えが返ってくることでしょう。
例えばあなたの恋人がドイツ人だったとします。ドイツでは「男女の友情は成立する」と考える人が多く、たとえ恋人が居ても異性の友達を家に泊めたり、二人きりで飲みに行くということは当たり前です。でも、あなたは遠距離の恋人に会えないのに、恋人が他の異性と二人っきりで会っているところを想像したら、納得がいかない人も多いですよね。
このように外国人の恋人との価値観がでてきたとき、恋人と喧嘩したくないからと無理して受け入れたり、自分の考えが絶対正しいというスタンスで対応してしまうと、どちらかが我慢をすることになり、いつかはストレスが爆発してしまいます。
生まれた国も育った環境も何もかも違う二人の間には、たくさんの価値観の違いがあるはずです。価値観の違いに気が付いたら早めにしっかりと話し合って、「異性の友達と遊びにいくときは事前に報告する」や「二人きりでは会わない」など、お互いの納得できる中間地点を見つけましょう。
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会えない時間で自由を満喫する!
遠距離恋愛では恋人のそばに居られる時間よりも、離れている時間のほうが圧倒的に多いですよね。離れている間もずっと恋人の事ばかり考えて「会いたいよ寂しいよ」と泣いていては、時間が勿体ありません。
「会えなくて寂しい時間」と考えると悲しく感じるかもしれませんが、恋人に会えない時間は「自由を満喫できる時間」です!資格を勉強したり、ジムに通って体を鍛えたり、家族とのんびり過ごしたり、友人と思いっきり楽しんだり、いままでデートなどで恋人のために費やしていた時間を遠距離恋愛では好きなように使えるんです。
私はこの時間を、英語や恋人の母国語を勉強して過ごすことをオススメします。
語学力がアップすることで恋人とのコミュニケーションの質が良くなり、お互いの理解が深まって遠距離恋愛の不安も解消しやすくなるはずです。語学を身につければあなたの一生の財産にもなりますよ。
悩むよりも会いに行く!
「連絡をこまめにとっても、会えない時間の過ごし方を変えてみても、やっぱり不安!」という人は、短い間だけでも思い切って恋人に会いに行ってみてはどうでしょうか。
「飛行機のチケットって高いし……」と思っているかもしれませんが、ラストミニッツといって、出発直前の便に空席がある場合、相場よりも断然安くチケットが買えることもあるんです。
私の友人カップルはフランスとカナダの遠距離恋愛ですが、先日フランス在住の彼女が「チケット安かったから遊びに来ちゃった」とカナダにいる彼をサプライズで訪れていました。日帰りの短い滞在でしたが、二人はとても幸せそうに仲良く過ごしていました。
恋人と直接会って目を見て話して、ぎゅっと抱き合うだけで、今まで感じていた不安が嘘のように消え去って、胸がスーッと楽になっていきます。
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遠距離恋愛のゴールを決める!
遠距離恋愛の大きな不安の一つは、「いつになったら一緒にいられるんだろう」と、遠距離恋愛に終わりが見えないことです。いつ終わるかわからない遠距離恋愛を続けるということは、出口のないトンネルをひたすら歩き続けるようなもの。恋人に感じていた情熱や高かったモチベーションも、だんだんと冷めてきてしまいます。
「2年後に結婚する」とか「来年からは日本で一緒に住む」など、遠距離恋愛の先にはっきりとした目標やゴールを設定しましょう。どうしても一緒に住む予定が立てられないのなら、次のデートのプランを計画するだけでもいいんです。遠距離恋愛のゴールが見えることで、二人の将来について、ずっと胸につかえていた不安を和らげることができます。
会えた時の喜びは大きい
国境を越えた国際遠距離恋愛では、不安な気持ちを抱えていたり普段会えない分、やっと会えた時の喜びはとっても大きいものになります。離れ離れだった時間が二人の愛の炎を強くしてくれるんです。
あなたがこの国際遠距離恋愛で抱える不安とうまく向き合って乗り越え、恋人との幸せな未来を築くことを祈っています。
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