失恋して痩せたなんて話しはよく聞きます。僕もつい1年ほど前に大失恋を経験しました。本当に大好きだった女の子からフラれてしまい、落ち込んで、3ヶ月で10キロ痩せてしまいました。おそらく、あなたも失恋したとき痩せたのではないですか?
たまに、失恋して太った人もいるみたいですが、実は大半の人が失恋して痩せる経験をしているのです。それもそのはず!人間、失恋したら痩せるようにできているのです!
今回は、失恋して痩せるメカニズムと身体への影響についてまとめてみました!
失恋したら痩せる人の方が圧倒的多数
失恋をしたら痩せるか太るか、インターネットや口コミ、友人から話を聞く限りでは、圧倒的に痩せたという人の方が大多数です。失恋したら、食べ物が喉を通らなくなったとか、失恋したら食べたものを吐いてしまったとか、そういった理由で、痩せてしまう人が多いみたいです。
失恋した直後、食べ物が喉を通らなくなる現象は、僕も体験済みです。心理状態として、「好きな女の子がいなかったら、生きている意味がない」という考えに至たり、数日の間、物を食べなくてもなんとも思わなくなってしまいます。失恋した直後というのは、正常な感覚でいられないのです。
逆に太ってしまう人の感覚としては、「好きな人のために自分は存在する」という感覚までは同じなのですが、失恋してしまうと、「どうせ私なんていてもいなくても一緒」という感情が湧き出てしまい、これまで見た目を気にして食事には気を使っていたのに、失恋した途端、これまでの食事への我慢が爆発し、やけ食いしてしまうという傾向にあります。ただ、太る人も初めは、食べ物が一切、喉を通らない期間があり、それを超えると、やけ食い現象が起きてしまうようです。
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失恋後は皆、「現実逃避→現実を受け入れる」の段階を踏む。
失恋後は、脳の構造上、皆、同じ感情に浸ります。
初めは皆、現実逃避をします。「本当はまだ愛し合っている」と妄想し、失恋したという現実から逃げてしまいます。
現実逃避の期間が終われば、次は現実を受け入れます。LINEをブロックされたり、着信拒否されたりして、別れたという証拠が目に見えてわかるようになり、「失恋したんだ」と認識します。
現実を受け入れた後は、人は3つの分岐点に立ちます。
1パターン目は、「もっといい人がいるだろう」とポジティブに考えて次の恋愛に進める人のことです。
2パターン目は、無気力になってしまう人のことです。何に対してもやる気がでないという人は2パターン目に当てはまります。無気力だからといって気にすることはありません。無気力ということは、脳や内臓が休まっているので、いずれ時間が解決します。
3パターン目は、ストーカーになってしまう人のことです。これは問題ですね。もう、あなたの好きな人はいないので、キッパリと諦めなくてはなりません。必要以上に執着するより、時間を空けて一度、冷静になってみてください。
まとめるとこういうことです。
現実逃避
↓
現実を受け入れる
↓
3つに分岐
人は、失恋を経験すると、大半の人がこの流れで苦しんでしまうことになります。
現実逃避中は、食欲旺盛です。
現実逃避中は、脳内で大量のドーパミンが分泌されています。ドーパミンとは、簡単に説明すると、幸せを感じる時に分泌されるホルモンのことです。
「ドーパミン=食欲旺盛」と考えてください。食欲は、脳の視床下部にある摂食中枢と満腹中枢という2つの中枢によりコントロールされています。
お腹が減ったと感じるための中枢。脳に糖分がなくなったり(糖分は脳にとってエネルギーです。)空腹を感じると、摂食中枢が刺激され、もっと食べたいという感情になります。
お腹がいっぱいだと感じるための中枢。脳に十分な糖分が補給されたり、胃の中が食べ物のいっぱいになるとセロトニンというホルモンが分泌され、血糖値が上昇します。これらが満腹中枢を刺激し、お腹いっぱいだと感じます。
摂食中枢と満腹中枢が刺激されることにより、私たちは、お腹が減ったとか、お腹いっぱいと感じることができます。
ここで、ドーパミンの話にもどります。失恋を経験すると、脳内で大量のドーパミンが分泌されることは説明した通りです。実は、脳内のドーパミンが分泌されると、摂食中枢が刺激されます。ドーパミンは幸福感を感じたときにたときに分泌されるものですから、幸福感を得るために摂食中枢を刺激し、食欲をそそります。
なぜ、失恋すると摂食中枢が刺激されるのか正確にはわかっていませんが、一説によると、失恋して好きな人で幸福感を得ることができなかったので、別の方法で幸せを感じようとし、ドーパミンが摂食中枢を刺激するという説もあります。
なんにしても、摂食中枢が刺激されるということは、食欲が湧き、もっと食べたいという感情になるというわけです。結果、現実逃避中は、太るか、現状維持のままです。
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現実を受け入れたら、痩せていきます。
現実を受け入れたら、人は食べ物が喉を通らなくなります。とうとう痩せていくわですね。
人の感情を司るのは、前頭葉の眼窩前頭皮質(がんかぜんひしつ)だと言われています。
意思決定の認知処理、つまり自分が感じた感情が何であるかを認識するためのもの。失恋した時に、胸が苦しく、熱が出たり食欲不振や倦怠感等で体調を壊したりするのは、ドーパミンの分泌により、感情の認知処理に誤解が生じて、身体の痛みを感じる脳の領域を刺激するからです。
現実を受け入れたときの脳内ではドーパミンの分泌が徐々に収まっていき、眼窩前皮質が正常に作動し始めることで、失恋したという事実を受け入れることができます。
ただ、問題なのは、ドーパミンの分泌により、感情の認知処理に誤解が生じて、身体の痛みを感じる脳の領域を刺激していることにあります。これは、恋人期間中にドーパミンが分泌され、幸福感を味わっている状態のときに失恋し、まるで麻薬中毒患者みたいに、脳が幸せを欲している状況のときに起こります。
つまり、現実逃避のときの後遺症が残っているわけです。
麻薬中毒者がガリガリに痩せていく現象と同じで、後遺症が残っているので、食べ物が喉を通らなくなってしまいます。失恋して、食べたものを吐いてしまうのもそのためです。特に、現実逃避のときの誤作動のときに刺激される内臓は、胃にきます。失恋して食が細くなったという話もよく聞きますが、これは、脳誤作動によって胃が刺激され、傷んでいるためだったのです。
失恋して痩せるのは、普通のことです。
このように、現実を受け入れて食が細くなることは脳の仕組み上、仕方のないことなのです。
なので、失恋で痩せてしまったという方は気にしないでください。これも時間が解決します!
現実を受け入れてから食欲がない時期が続くと、胃が小さくなり、失恋から立ち直ってもなかなか太らない体になってしまいますが、それでも、いずれは胃も回復し、健康面では問題なく生活できるようになります。失恋で痩せたからといって、気にしてても仕方ありませんよ!
やっぱり、結論は…
失恋は時間が解決する!!
ということですね。
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