大好きな彼氏と付き合いが長くなってくると「この人と、ずっと一緒に生きていきたい」と結婚の願望が湧き上がってきますよね。
ただ、そこで気になるのがお金の話。愛があればお金なんて…というのはあくまで理想。現実問題お金が無ければ、その後の生活で苦労するのは目に見えているし、今の彼と結婚して本当に大丈夫なの?と不安になる気持ち、きっとあると思います。私も3年付き合った彼氏にプロポーズされた時、嬉しさと同時に、お金がネックで、とても不安でした。あなたの不安を少しでも和らげる助けになれば嬉しいです。
目次
結婚は、ゴール?いいえ、スタートです
大好きな彼が、自分との結婚を考えてくれている。これって本当に嬉しいことですよね。私も、3年付き合った彼氏からプロポーズをしてもらえた時は、天にも昇るような気持ちでした。「想いあった相手と見事ゴールイン」 結婚だけが女のしあわせじゃないとは分かっているけど、やっぱり、結婚って幸せだなぁ、と思いました。
でも、「本当に結婚生活やっていけるのかな??」という不安が頭の中に湧き起こりました。というのも、私は仕事をしていましたが、事務職で働いており、月の手取りは13万程度、年収にして270万程度。彼氏は正社員でしたが、年収は350万程度だったからです。結婚はゴールインといわれることもありますが、その先何十年もの夫婦生活のスタートでもあるわけで、新婚の甘い時期なんて、長い人生でみれば一瞬。そのあとは、ただただ現実の生活が待っているわけですから、そう考えると嬉しい気持ちと同じくらいの、大きな不安が心にのしかかってきました。
スポンサードリンク
頭で考えているだけでは、不安はずっと頭の中に残ります
彼のことは、大好き。ずっと一緒にいたいと思うのに、お金のことが頭から離れない。私、本当に彼のこと愛しているのかな?と自己嫌悪におちいることもしばしばでした。でも、現実お金が無いと何もできませんよね。その思考の堂々巡りで、正直毎日ブルーでした。
でも、頭の中で考えているだけで、お金が増えてくれるわけじゃありませんよね(そうだったら、どれだけいいかw)結局、お金は数字ですから、どれだけ必要なのか、今、どれだけ足りないのか、明確にすることでしか不安は解消できません。もし、あなたが、あの時の私と同じように頭の中でグルグル悩み続けているなら、もうやめましょう。気分が暗くなるだけですし、状況は何も変わらないからです。そういう場合は、いくらあれば大丈夫なのか、数字で明確にすることしか解決策は無いんです。
意外!?お金が不安なほど、結婚するのがオススメです
「具体的に、いくらあれば大丈夫なのか。明確にしてみるしかない!」
そう決心した私が、調べてみて驚いたのは、結婚した方が生活はラクになるということでした。結婚する前は、それぞれ一人暮らしでしたので、家賃・水道光熱費などの固定費がバラバラにかかっていましたが、これが二人一緒になることで、トータルで見ると節約になるんです。
私の場合は、彼が一人で暮らしている時は、ついつい作るのがめんどくさい、買っても、食材を余らせてしまうという理由で自炊を避け、外食しがちだったのを、自炊中心の食生活に変えることで、食費の節約にもなりました。収入が低くて悩んでいる、という人ほど、実は一緒に住むことで、貯金をする余裕が生まれる可能性は高いのです。
スポンサードリンク
実際にいくらかかるの?結婚生活
結婚情報誌ゼクシィの「新生活準備調査2016」によると、新婚カップルの1ヶ月の平均生活費は約22万円とのことです。家賃や住む地域の物価によって変動はしますが、ひとまずの目安として、二人の収入を合わせて月22万円を越えていれば、なんとかなります!極端な話ですが、二人ともアルバイトでも、月収がお互い11万円を越えていれば、とりあえず二人で生活していくことは問題なしです。割となんとかなりそうだと、思えてきませんか?
とは言え、上記金額はあくまで平均で、目安です。具体的に二人の収入を足し合わせてみて、一体いくら必要なのか、いくら将来に備えて貯金することが可能か、を計算してみてください。
私の収入(13万円) + 彼の収入(20万円) = 世帯収入33万円。
家賃:8万円
食費:3.7万円
光熱費・通信費:2.7万円
服飾・利用費:1.4万円
交際・趣味・レジャー費:2.5万円
その他(保険/車駐車場代/ガソリン代など):4万円
支出合計 22.3万円
で、月に10万7000円も貯蓄に回せることが分かりました。あなたの場合も、いくらになるか計算してみてください。二人とも稼ぎは少ない方だと思っていても、意外と普通に暮らしながら貯蓄することができると分かるはずです。
※ もちろん引越しや、新しく家具を買うお金はかかりますが、二人で住むことで、貯められるお金を考えると、長い目でみればプラスです。
計算したら、出費が22万円を越えてた!という場合
平均は、あくまでも目安なので、それぞれに合わせて考えることが必要ですが、世の中の大半の夫婦が月22万円で生活できているわけなので、それをオーバーしているということは、どこかに無駄がないか、どこかを節約して、22万円以内に抑えることができないか、を話し合う必要があります。
一般には家賃は収入の3分の1程度までに抑える、外食は無くして、自炊・お弁当持参などで、節約するなど、項目別に支出額を見直して、合計が22万円に収まるように話し合うといいでしょう。結構しんどい話し合いになりますが、ここをスルーしてしまうと、後々生活に苦しむことになってしまいます。それに子どもができたら、最低1年・長くて2〜3年は、男性だけの収入で生活をしていかなければならなくなるので、そのために貯金は必須ですよね。
そのことも見据えて、ちゃんと話し合いに応じてくれる彼かどうか、見極める機会でもあります。大丈夫、あなたが心から好きで、一生一緒にいたいと思える彼ならば、きっと真剣に話し合ってくれるはずです。
スポンサードリンク
貯金はゴールを決めて計画的に
家計を見直して、貯金ができることも分かってきたけど、ただ漠然とお金を貯めると決めただけでは、モチベーションも続きませんし、何より「本当に大丈夫なんだろうか?」と不安な気持ちが消えませんよね。そんな場合にオススメなのは、「何のためにいくら貯金するのか」を決めてしまうことです。
・妊娠・出産に向けて100万円貯める!
・マイホームの頭金のため500万円貯める!
目標もなく、切り詰めて貯金をするのでは、ストレスにしかなりませんが、ゴールを決めることで、貯金は夢を叶える手段に変わります。満額溜まったときの達成感も味わえますので、ただ不安でお金を貯める、というネガティブな貯金をするのではなく、夢に向かって二人で楽しみながら貯金をしてください。
※実際、何にいくらかかるのか、分からない。考えるのに自信がない、という方はお金の専門家(ファイナンシャルプランナー)に相談しましょう。初回の相談は無料というところも多いですし、出産や、マイホーム購入、お子さんの進学などのライフイベントを表にして、あなたのこの先の人生、どのタイミングでどれだけのお金が必要なのかを把握するライフイベント診断によって、生涯に必要なお金や、そのための家計の見直し方法を一緒に考えてくれます。
家計管理の方法については、予め話し合っておく
二人で一緒に生活した場合の、家計の目安も話し合ったし、貯金の目標も立てた…でも、ちゃんとその通りにやりくりできているかを、ちゃんと管理していかないと、結局は、絵に描いた餅になってしまいます。特に、一緒に暮らし始めてすぐは、なかなか一人暮らしの感覚が抜けませんから、ついついコンビニでジュースやお菓子を買ってしまうなどの浪費によって、目安の金額をオーバーしてしまいがちです。そうならないためにも、予め家計の管理方法については、よく話し合って、合意をしておく必要があります。
オススメは、スマホの家計簿アプリを使うことです。最初に項目を設定し、あとは買い物をするたびに金額を入力していくだけで、何にいくら使っているのか? を自動的に集計してくれますので、実際にいくら使ったのか、順調なのか、問題ありなのか、が一目瞭然です。
夫婦それぞれの買い物を、どうやって集計するかについては、①どちらかが入力担当で、片方からレシートを受け取って、まとめて入力する。②それぞれがアプリで管理して、月の決まった日に集計するなど、やり方は色々です。
そこは二人で話し合って、お互いに合っていると思える方法で行ってください。
スポンサードリンク
お小遣い制にするべき? しないべき?
家計の管理に関しては、妻が担当して、夫はお小遣い制という夫婦も世の中には多いですが、これは、正直、どちらでもいいと思います。
大切なのは、家計が立てた目標の中でやりくりできていて、貯金が順調にできている状態になること。
それさえできていれば、二人の将来には備えられていますので、無理にお小遣い制にしなければ、と思い込んでしまうと、彼がそれを嫌がった場合に、話がこじれてしまいます。もちろん、彼が「管理に自信がないから、お小遣い制にしよう」と自分から提案してくれる場合、または、家計簿を見直した時に、ついつい彼のほうが使いすぎてしまっているという場合には、そのことを踏まえて話し合いをし、お互い納得した上で、小遣い制に移行する、というのがベストだと思います。
大変なことも多いけど、結婚生活はしあわせがいっぱい!
以上が、私が結婚について考えたとき勉強した、お金の不安を解消する方法です。実際、数字で具体的に考えてみたことで「あぁ、なんとかなるのかも」と気持ちがラクになりましたし、実際、今もなんとかなっています。
最後に、私が「結婚したいけど、お金が…」と躊躇してしまっている方へ伝えたいのは、トータルで見れば結婚ってやっぱりしあわせってことです。
確かに、大変なことも多いですし、急な出費で、家計のやりくりが計画通りにいかない月もあって、気苦労は絶えませんが、それでも、大好きな人と家族になれるしあわせ・安心感は、何物にも変えがたいなって実感しました。大変な時も、ふたりで乗り切る、ふたりだから乗り切れると思えれば、苦労もドラマに変わります。愛だけではどうしようもないですが、やっぱり最後は愛ですよね。
(私だけじゃなく、ゼクシィの調査によると、既婚者の95%が“結婚してよかったと感じる瞬間がある”と回答しています!)
頭の中で不安を抱えるよりも、大好きな彼と向き合って、真剣に、具体的に話し合ってみてください。きちんと将来について話し合う時間は「やっぱりこの人と生きていきたい!」という覚悟が決まるきっかけにもなります。
結婚って、本当にしあわせですよ。
あなたが、大好きな彼と、最高にハッピーな結婚生活を送られることを、心から祈ってます!
コメントを残す