【失恋体験】失恋の経験から起業して立ち直った話

公園で膝枕するカップル

婚約者がいたけど、”Sさん”に一目惚れ

ポッキーをたべる女性

僕には付き合って5年目になる婚約者がいました。
その婚約者は、僕がホストクラブで働いたり、ホームレスになったときなど、人としての道を外していたときから支えてくれていた人です。
「将来、彼女に恩返をしたい」という思いで、付き合って3年目に、ご両親に挨拶も済ませ、婚約をしました。

僕の失恋体験は、この婚約者が相手ではありません。

その相手は、”Sさん”と言います。

僕は、真っ当な人生を歩むために、3年次編入で大学に編入しました。
頭が悪い僕がどん底人生から再生するためには、通常の一般入試より編入試験の方が勉強がしやすかったからです。

そして、1年が過ぎた大学4年生の春、僕は、Sさんに恋をしました。
Sさんもまた、3年次編入の試験を受けるために、キャンパスに来ていました。
Sさんは、見た目も雰囲気もとても好みで…一目惚れでした。初めての一目惚れ体験です。

実は、Sさんを見たのは2回目でした。
大学に編入する前、専門学校に通っていたのですが、その階段ですれ違ったことがあります。
そのときは、後姿しか見ることはできていなくて、なんとなく、気にはなっていました。
まさか、同じ大学に進学してくるとは…
Sさんは3年次編入で僕と同じ大学に入学し、一個下の後輩として、同じ編入生仲間として、友達としての時間を過ごすことになります。

最初は仲が悪い友達でした

ケンカするカップル

僕は、Sさんと仲良くしたら、絶対に好きになってしまう自信がありました。
僕には婚約者がいたので、Sさんを好きになってしまたら、申し訳ないと考えていました。

だから、僕はよく、Sさんをからかいました。

必然的に、僕とSさんは、よくケンカをしました。

「私、親が自営業で、その姿を見てきたから、銀行にはあまり良いイメージはないの…」
「いやいや、銀行も商売だから、資金繰り悪くなったら金を貸さないだろうし、借りたもんは返すのは普通だろ。お前の親父さんの経営が悪かったんだろ」
「最低!なんでいつもあなたってそうなの?優しい感情とかないの?」
「少なくともお前にはないね」

こんな感じでよくケンカしました。
周りの友達も、こんな二人を見て笑っていました。
「お二人さん、いつも仲イイね」という友達もいました。
Sさんは当時、僕のことが大っ嫌いみたいでした。会ったら意地悪されるし、発言が最低だし、こんな人と付き合うことなんて、絶対にないと思っていたみたいです。

一言で変わった二人の関係

ふてぶてしく仲直りするカップル

あるとき、その関係に転機が訪れます。
経済学の講義の時間、僕はSさんとたまたま、二人になる機会がありました。
いつものケンカが始まります。ですが、今日のケンカはなぜか、いつもと違っていました。
講義終了時、僕は、ぽろっとSさんに本音を言ってしまいます。

「俺、お前のこと、そんなに嫌いじゃないよ」

そしたら、Sさんはこう返事をしてくれました。

「私も嫌いじゃない」

その時からです。僕は、Sさんと学校帰りに食事をしたり、一緒に買い物に行ったり…
一緒に夏祭りに行ったときに、初めて手をつないだりもしました。
手をつないだときのSさんはとても震えていて、とても恥ずかしそうでした。
僕は、Sさんのことが好きになっていました。

Sさんにも専門学校時代から付き合っている彼氏がいました。
Sさんは、経済学の講義以降、その彼氏ときっぱり別れてくれていました。
Sさんも僕のことを好きでいてくれていたんです。

一方、僕は、Sさんとデートしていたとき、まだ婚約者とは別れていませんでした。
好きなのは、Sさんでした。
けれど、婚約者には恩があり、ご両親への挨拶も済ませており、大学を卒業して就職したら結婚する約束もしていました。
もちろん、婚約者のことは嫌いではありませんが、このとき、付き合っていた理由は、単なる情だったのかもしれません。
一人の男として、一度決めたことは貫こうと考えていました。

お互いの気持ちは、お互いに気付いていました

ですが、僕はとうとう、一線を越えてしまいます。
僕は、Sさんを、一人暮らしをしていたアパートに入れてしまいました。

お互いの気持ちは、お互いに気づいていました。

ですが、僕は、婚約者がいることを隠していました。

「正直に言わなきゃ…」

僕は嫌われる覚悟で、家でお酒を飲みながらSさんに全ての事情を話しました。
僕には婚約者がいて、もう、結婚を覆すことはできないことを話しました。

するとSさんは、僕にこう言ってくれました。

「私は、あなたのことが好きでたまらない。2番目でもいいからあなたのそばにいたい。私はあきらめが悪い女なの。」

僕は、こう言いました。

「一週間後にサークルでキャンプに行くだろ?そのときまで返事は待ってくれ」

Sさんはうなずきました。
この日、僕とSさんは、男女の関係になりました。
淡い体験です。

2番目の彼女として付き合うことになります

星空

一週間後のキャンプの日、僕は隙を見計らって、Sさんとコテージを抜け出し、川場近くの岩場で話をしました。
その日は夏の星空が広がっていて、とても綺麗でした。
Sさんは星が好きでした。

「ねえ、夏の大三角って知ってる?織姫様と彦星様の星なんだよ。」

そんな他愛もない話をしながら、自然と本題に移りました。

「俺も、お前のことは好きだ。手放したくない。だから、付き合ってくれ。」

Sさんは涙を流しながら答えてくれました。

「はい。」

こうして、僕とSさんは2番目の彼女として付き合うことになりました。

不思議な関係でした。僕からすればSさんは2番目の彼女で、Sさんからすれば、僕は1番目の彼氏でした。
ですが、僕は、気持ちの面では間違いなく1番目の彼女でした。

Sさんはとても良い彼女でした。
僕が風邪をひいたときも、尽きっきりで看病してくれたり、デートするときは、友達と遊ぶ約束があってもキャンセルして来てくれたり、Sさんの中で、僕は本当に1番目だったんです。
Sさんの中で、僕という存在は、自分より大切な人だったんです。
Sさんの愛情の形はとても素敵でした。僕は、さらにSさんのことが好きになっていきました。
幸せでした。

婚約者の存在がSさんの心を傷つけてしまいます

雨にうたれる女性

ですが、Sさんの心は傷ついていくばかりでした。
なぜなら、僕には婚約者がいたからです。
Sさんが僕にどれだけ愛情を注いでくれたとしても、決して1番になることができなかったからです。
Sさんにとっては、苦い体験だったのかも知れません。
僕とSさんはほぼ毎日、一緒にいました。

その分、Sさんの傷は深まっていきました。

僕は、Sさんの傷が深まっていることを知っていました。

僕も僕なりに悩んでいました。
婚約者とは遠距離で、月に1度程度会っていました。
何度もご両親含め食事に誘い、今、Sさんという好きな人がるから婚約破棄してほしいと言いかけましたが、言えませんでした。

婚約者のご両親は自営業で、跡継ぎに僕をと言ってくれていて、その準備もしていました。
跡継ぎがいない会社です。
僕が婚約破棄すればその会社は倒産し、従業員の方々が路頭に迷ってしまいます。
また、婚約者の祖母と祖父も、家の跡継ぎにと言ってくれていて、状況的に婚約破棄は難しいから、結婚するしかないと考えていました。

今思うと、そんなことは単なる言い訳でした。
今の状況を壊す勇気が僕にはありませんでした。

Sさんにもそんなこと言えませんでした。
Sさんはあの時、僕の1番になろうと一生懸命でした。
Sさんは、精一杯の愛情を僕に注いでくれていました。
僕が、婚約破棄は難しいことをSさんに言ってしまったら、Sさんがもっと傷つくと考えたからです。

早すぎる別れと起業の夢

街中のフォトモンタージュ

僕はある決心をしました。

「Sさんと別れよう。」

これ以上、Sさんを傷つけたくなかったからです。
僕は、Sさんをアパートに呼び、ベッドの上で話しました。

「別れよう。やっぱり、二股は良くない。それに、俺は婚約者が好きだ。おまえとは、遊びだった。」

嘘です。僕はもう、婚約者よりSさんのことが好きでした。
本当に、大好きでした。
Sさんは泣いていました。

この涙は、悲しみの涙でした。

これで良いと思いました。
Sさんの中で僕は最低の彼氏だと思ってくれたほうが、これ以上傷つけなくて済むと考えていました。
ですが、どうしても、どんな形であれ、Sさんとは一緒にいたい。
そんな欲求が僕の中にはありました。

「俺には夢がある。自分で会社をつくって、この資本主義のトップに立ちたい。そこから眺める景色を見てみたいんだ。」

Sさんは、泣きながらも、何も言わず、僕の話を聞いてくれていました。

「お前には、そんな俺の夢についてきてほしい。俺にとって、婚約者よりも、夢が一番大切だ。その夢をお前と一緒に見たい。だから、カップルとしてではなく、ビジネスパートナーとして、一緒にいてくれないか?」

Sさんからの一言は…

「私は、あなたの1番がいい。それだけです。」

でした。結果として、この選択は間違っていました。
さらにSさんを傷つけてしまうことになってしまったからです。

Sさんの愛情が当たり前だと感じていました

彼女を泣かせてしまう彼氏

僕は、人材派遣の団体をつくるなど、意識高い系の学生でした。
例えば、中小企業に新卒の学生を紹介して手数料をもらったり、企業説明会を開催したりなどなど。
Sさんは、僕と別れた後も、僕のお手伝いをしてくれました。
その時から、Sさんは…

「あなたが起業したとき、そばにいれる秘書になりたい」

と言ってくれていました。
だから、僕の意識高い活動にも、僕のパートナーとして一生懸命、支えてくれていました。

僕は、Sさんに厳しくあたりました。

「世の中結果主義だから、俺はお前の結果しか見ない。」

と言って、Sさんの頑張りを無視したり…いつしか、Sさんが僕に尽くしてくれるのは、当たり前だと感じるようになっていました。
もちろん、感謝しなかったわけではありません。
Sさんが僕に尽くしてくれることはありがたかったですし、僕はSさんが大好きでした。

なぜなんでしょう。好きだから厳しくあたったり、一緒にいる時は、好きな人がそばにいてくれるありがたさを忘れてしまったりしてしまうのは…好きだから厳しくあたる…それが悪いことだとは言いません。
ですが、僕の場合、その厳しさが、Sさんを傷つけてしまっていました。
後悔しかありません。この体験で、僕は大きな後悔が残っています。

次第に二人はすれ違っていきます…幸せとはなんなのか

幸せを感じるカップル

僕とSさんは次第にすれ違っていきます。
今ならその原因がわかります。
僕が、Sさんの愛情をちゃんと受け止めることができなかったからです。
僕は、自分のことばかりで、Sさんがどれだけ愛情を注いでくれていたか、それがどれだけ幸せなことだったのか、当時の僕は気が付きませんでした。
僕は、自分の夢だけ追いかけ、Sさんのことを二の次にしてしまっていました。
僕は、Sさんが言ってくれた

「私の夢は、あなたが夢をかなえること」

という言葉をそのままの意味で受け取っていました。
だから、僕は、Sさんにとっての幸せは、「今は厳しいけど、10年後か20年後に、俺が夢をかなえること」だと思っていました。
Sさんもそれは同じ思いだったはずです。

ただ、僕が忘れていたのは…

Sさんがそばにいてくれているから、今の僕があるということでした。

感謝の気持ちを忘れていました。一緒にいてくれる喜び、Sさんがそばにいてくれる幸せが、どれだけ大切なことなのか、今ならわかります。

僕は今、Sさんがいない日々に幸せを感じることができません

ブランコで孤独を感じる男性

僕は今、脱サラし、起業しています。
当時、Sさんと約束した、資本主義を制覇するという夢をかなえるために、投資ファンドの会社を経営しています。
秘書はいません。
ある程度、軌道にも乗りました。
一緒に仕事をする仲間にも恵まれました。

ですが、幸せではありません。

僕はSさんと音信不通になって1年半後、やっと気づくことができました。
どれだけ夢を叶えても、どれだけ儲かっても、あのときの幸せな日々に比べたら、何の価値もないことに気づきました。
好きな人がそばにいてくれて、一緒に笑ったり、ケンカしたりする日々の方が、何万倍も価値があることだと、やっと気づきました。
本当に僕の夢を見てほしかったSさんはもう、隣にはいません。本当に取り返しのつかないことをしてしまいました。

Sさんは、他の男性と付き合い始めました

暗闇の一輪の花

僕は、当時、Sさんとすれ違った原因は、僕に婚約者がいるからだと思っていました。
もちろん、それもあります。
ですが、根本の原因は、僕がSさんに対してやってきた酷いあやまちだったんだと、今では思います。

僕は本当に馬鹿でした。
すれ違った原因も、当時の僕はSさんが悪いと考えてしまっていました。
「婚約者がいるのに2番目でいいって言い始めたのはSさんからだろ!」
そんな愚かなことを言っていました。

Sさんはそんな僕と最後の最後まで一緒にいてくれました。
Sさんの心はボロボロだったはずです。
それでも、僕のために一生懸命、尽くしてくれていました。

ですが、Sさんも限界だったのです。心がボロボロの状態のとき、優しくしてくれた男性がいました。
Sさんは、その男性と付き合い始めました。

失って初めてSさんの大切さに気付きました

空っぽの空

僕は、気づきました。
僕にはSさんが必要だと。
僕は、本当にSさんのことが大好きだったんだと、改めて気づきました。

いつしか、僕の夢は、「Sさんと一緒に夢をかなえること」に変わっていました。

僕にとって、Sさんは最愛の人で、Sさん以上の女性はいない。
Sさんさえいれば、他は何もいらない。
あの、Sさんが僕に注いでくれていた何気ない日々の愛情こそが、僕の幸せだったんだと…
やっと、気づくことができました。

ですが、Sさんの心はとてつもなく傷ついていました。

Sさんの心の中は…
(愛情をはねのけられ、無視されている。その割にすぐに怒り、結果しか見ない。私のことなんて見てくれていない。やっぱり、私のことは遊びで、婚約者のことが一番好きだったんだ。仮に付き合ったとしても、婚約者がいる限り、私は絶対に1番になれない。)

Sさんにとっての失恋体験は、もう、どうすることもできなかったんでしょう。
僕にとって、Sさんが大切な女性だということを、失ってから気づきました。

Sさんはとはもう…会えなくなってしまいます

水族館越しの女性

それから僕は、Sさんを取り返そうと、Sさんとその彼氏さんがいる部屋に突撃したり、Sさんに振り向いてもらうために、自殺したりと、いろいろな方法でSさんをもう一度、振り向かせようと試みました。
後の診断では、僕はうつ病だったみたいです。
正気の沙汰じゃなかったです。

そんな僕の行動は逆効果でした。
Sさんは僕のことをいつしか怖いと思うようになっていきました。
さらに、僕が行動を起こせば起こすほど、Sさんと彼氏さんの愛は深まっていきました。
そして、今から約1年半ほど前、とうとう、Sさんから着信拒否とLINEブロックされ、友達伝いで、「もう連絡してこないで」という伝言を聞きました。

Sさんは最後の最後まで、僕と向き合ってくれていました。
正直、Sさんが彼氏さんと付き合っているときも、僕と会ってデートしてくれていました。
最後に二人で行ったデートスポットは、水族館でした。

最初で最後の手紙が一番の宝物です

手紙と花

Sさんからもらった手紙が僕にとっての一番の宝物です。
Sさんは、僕と一緒に行った平等院鳳凰堂にわざわざ手紙セットを買いに行ってくれて書いてくれたそうです。
その手紙の内容を一部抜擢します…

『大嫌いで大好きな人へ』

こうして手紙を書くのは最初で最後かもしれないネ。(中略)私にとっては、多分、人生で一番自分が変わった2年間だったと思う。好きな気持ちと同じぐらい恨んでるし、それ以上に愛してる。あなたと出会って、本当に人を「愛する」って気持ちがわかった。(中略)最後に言わせて。大好きだよ。愛してる。私、いま幸せだよ。

彼氏ができても、僕のことは好きでいてくれたんです。ですが、Sさんはいろいろ考えて、今の彼氏さんを選んだんだと思います。
僕がSさんの幸せを一番に考えていたことをちゃんと、分かってくれていて、僕を安心させるために、
「私、いま幸せだよ。」って書いてくれたのだと思います。

「私、いま幸せだよ。」の言葉には、バイバイの意味も含まれています。

反省と後悔…ちゃんと自分と向き合うこと

反省している男性

僕はこれから何をすべきなのか考えました。
ちゃんと自分を見つめ直し、考えました。
まずは反省しました。何がいけなかったのか。

ことの発端は、僕が、婚約者がいるにも関わらず、Sさんと付き合ってしまったこと。
そして、僕がSさんの愛情を跳ね除けてしまったこと。
幸せな日常が当たり前だと思ってしまったこと。
あの時、あんなこと言ってしまったこと。
数えきれないぐらいの反省があります。

失って気づいたことはたくさんありました。
本当にSさんには、辛くて苦しい想いをさせてしまったこと…本当に申し訳ないと思っています。
謝っても謝りきれません。
そして、本当に感謝しています。
もし、今、会うことができるなら、僕は彼女にちゃんと謝って、お礼をいいたいです。

僕は、後悔しています。

もし、Sさんが戻ってきてくれたときのために…

抱き合う遠距離カップル

僕は、脱サラして起業しました。
会社名は、Sさんと学生時代に一緒に考えた名前です。

必ず、夢をかなえる決意をしました。

また、婚約者とそのご両親にも会いに行き、婚約破棄もしました。
Sさんという好きな人がいることも伝えました。
婚約者も被害者の一人です。

今はもう、ずっと彼女はいません。

同じ過ちは繰り返しません。

もし、Sさんが僕のところへ戻ってくることがあれば、
今度は、ちゃんと、向き合います。

もし、Sさんが戻ってきてくれたとき、
全てを受け止めることができるぐらい、大きな男になりたいです。

もし、Sさんと会う機会があったとき、
カッコいい僕でいるために、夢をかなえます。

Sさんは今、優しくしてくれた彼氏さんと婚約しています。
友達の話では、とても幸せそうだったそうです。
間違いなく、Sさんは世界で一番、素敵な女性です。
Sさんが好きな人に注ぐ愛情の形は、本当に世界で一番、幸せを感じることができる魔力を持っています。
そんなSさんと結婚できる彼氏さんもまた、世界一の幸せ者だと思います。

Sさんとの約束は絶対に守ります。

運命の赤い糸

僕は、Sさんと音信不通になる前、約束したことがあります。


「もし、この先、あなたと私が何かの事情で離ればなれになったとしても、私はちゃんと、あなたのことを見ているから。私は、あなたが見せると約束してくれた夢の世界を、楽しみにしてる。見せてくれないあなたなんて、嫌い。だから、安心して。例え、姿かたちは見えなくても、私は、一生、あなたのそばにいます。」


今でも、この言葉は覚えています。
今でも、この言葉を信じています。
だから、必ず、夢をかなえます。


Sさんへ

今までのこと、本当にごめんなさい。今まで、素敵な愛情を注いでくれてありがとうございます。あの2年間は、俺にとっても自分が一番変わることができた2年間です。あの2年間の想い出は、間違いなく、一番の宝物です。ありがとう。俺は今、脱サラして起業して、夢に向かって突き進んでいます。あなたが見てくれていると約束してくれたおかげで頑張ることができています。だからこれからも見ていてください。
相変わらず、わがままだなって呆れんでな。いつも通り、「もう、しょうがないな~」って言って、俺のわがままを聞いてください。これが、最後です。
今のあなたの夢はわかります。あなたは「あきらめが悪い女」だから、今の夢をあきらめず、幸せな家庭を築いてください。たぶん、また、いろいろ悩んだりしていると思うけど、あなたは間違いなく世界で一番素敵な女性です。だから、自信を持ってください。あなたなら絶対に夢をかなえることができます。
あなたの言った通り、俺のこと理解してくれる女性はあなただけでした(笑)。あなたの予言通り、今、ぞんぶんに後悔しています。
本当はいろいろ話したいことがありますが、永遠に話しそうなのでやめておきます。
最後に、俺は、お前のことそんなに嫌いじゃないです。


これが、僕の失恋体験です。なぜ、人は日常に慣れてしまうのでしょう。
愛する人と過ごす、あの日々こそが、最大の幸せなのです。

僕は、この失恋を通して、人の感情の複雑さ、また、日常の大切さを学びました。
全てはSさんが教えてくれました。

失恋して、悩んでいるあなたは、なぜ、あの人があなたのそばから離れていってしまったのか、ちゃんと考えてみてください。
何の理由もなしに、離れることはありません。
もしかしたら、あなたの場合、まだ、間に合うかもしれませんから。

今、好きな人とお付き合いしている方は、今の日々は決して当たり前だとは思わないでください。
失ってから気づいても遅いですよ。
今、あなたのそばにいる人を大切にしてあげてください。

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16 件のコメント

  • 私も、1年ほど前に好きな人とケンカして別れました。
    別れた直後は、なんの後悔もないと思っていたのですが、最近になって、思い出が蘇り、今では寄りを戻したいと考えています。
    付き合っているときは、なんで気づかないんでしょうね。

    Sさん、とても素敵な方だと思います。
    この経験談を書いた方も、後悔が残っているんでしょうね。
    お互い、頑張りましょう。

    • コメントありがとうございます。Sさんは私にとって、世界一素敵な女性です。思い出が蘇るのは、やっぱり、あなたにとって忘れることができない人だったんだと思います。辛いかもしれませんが、お互い頑張りましょう!

  • 人は、失ってから気づくものです。失うことは辛いですが、前向きに頑張ることを元カノさんも望んでいると思います。私も、昔を思い出しました。(42歳:起業家)

  • これが本当に実話なら、ドラマのような話ですね。各々が幸せになってほしいです。私も決意が固まりました。ありがとうございます。

  • 状況が似ていたので書き込みます!
    私も学生時代に付き合っていた彼と別れてしまい、他の男性と結婚しました。私の場合は、結婚した後に本当に好きだった相手は学生時代の彼だと気がつきました。
    もちろん、夫のことは好きですが結婚となると、家柄やその時の状況のこととか、感情以外にもいろいろな事柄を考えてしまいます。
    偶然、彼と出会えることを夢見ています。

  • 二股した筆者が悪いですが、ここまで反省して一途に想い続けているのなら彼を責める人はいないと思います。嘘くさい話ですが、本当に実話なら、とても男気ある一途な男性です。ここまで想ってくれる男性がいることはsさんにとっても良いことだと思います。sさんが彼の勇姿を見続けることを願います。私もここまでではありませんが、同じような境遇にいます。やる気がでてきました。ありがとうございます。

  • 裏切られて仕事も何もかも手につきません。毎日死ぬことを考えています。前向きに考えることができません。

  • なんのために仕事するのか。
    なんのために夢を叶えるのか。
    なんのために生まれてきたのか。
    彼の全てはSさんのためなんですね。

  • Sさん良い人です。こんな女性いるんですね。ですが、最後まで信じることができたら良かったですね。
    男はクズです。クズですが、Sさんのことを一番大切にする男でしょうね。
    この二人はタイミングが合えば、もっと幸せになれたかもしれません。

    • 仰る通り、クズでした。クズなばっかりに、Sさんを傷つけてしまいました。反省しています。

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